老舗から話題の店まで数多く、常に人が集まる麻布十番商店街。その中ほどにある、神戸発高級チョコレート専門店「モンロワール」。正統派のトリュフや生チョコレートを抑えて人気なのが、リーフメモリー。

巾着の中には、木の葉型のミニチョコが7粒。1粒は1cm強程度の大きさでかわいい。橙にはミルク、モカ、ホワイト、緑にはミルク、抹茶、ダーク、桃にはミルク、キャラメル、山桃と、3色の巾着で味が違う。ワクワクしながらミルクを口に入れれば、カカオの香ばしさが口内に。モカと抹茶はそれぞれの風合いを感じつつ、ホワイトチョコの味わいもしっかり。キャラメルは舌に絡まるような甘さで、山桃は酸味が爽やか。ホワイトは濃厚さが直球で伝わってくる。ダークはほろ苦さの中にカカオの旨味が潜む。全体的に親しみやすい味わいで、カカオ豆以外の油脂を使っていないためか、甘いながらももたれない。

国産メーカーとして日本らしさを意識し、巾着は器を見立て、木の葉型は日本の四季になぞらえたとのこと。全種類を一度に食べるも良し、1〜2粒でリフレッシュするも良し。配りやすく、食べやすい、おもたせにもおもてなしにも使える一品だ。

1. 神戸土産の定番にもなっている生チョコレートのギフトBOX。茶は、生クリームのコクと洋酒の香りが濃厚で、緑はホワイトチョコレートのまろやかさに抹茶が練り込まれている。薄い板チョコなので食べやすい。写真は12枚入りで税込1,296円
2. 厳選した素材で作られるトリュフは店の看板商品。目でも楽しめるよう造作は非常に細やか。甘酸っぱい山桃や、岩塩を飾った塩などの通年ものから、さくら、マンゴー、ハロウィンなど季節ものまで70種以上あり、目移りしてしまう
3. 観光客も多く訪れる場所柄、カジュアルで入りやすい店舗を心掛けているという