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港区の達人が教える“喜ばれる”手土産、贈り物などセンスがキラリと光る逸品をeHills Clubがセレクトしてご紹介! |

生水ようかん 小豆1個 税抜240円、抹茶1個 税抜260円
※消費期限 購入日含め4日、要冷蔵
※販売期間 5〜9月
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手の平サイズの小箱に入るは水ようかん。生地を流し込んだ後の再加熱をしないこの和菓子は、大阪に本店を構える「風土菓 桃林堂」の夏季の人気商品だ。
箱を開くとプルンと揺れる。宇治茶の緑色が鮮やかで涼しげ。口の中で柔らかく溶ける甘さの中にしっかりと茶の味わい。苦みはなく、良質のおうすを飲んだ感じ。小豆は甘味が濃くて若干固め。こし餡の生地は風味も喉越しも良く、疲れた時の清涼剤にもなりそう。
常温で2時間以上置くと、風味も味も変わってしまう上に、再度冷やしても元に戻らない。その繊細さが生っぽさを醸し出している。
東京と大阪で味が変わらないよう、丹波の契約農家から仕入れた小豆を大阪ですべて炊き上げてしまう。その餡と、本社にある井戸水を東京に送って製造するのだ。その徹底ぶりには目を見張る。
1日で250〜300個が出て売り切れる日もあるが、当日でも予約可能。お洒落で涼やかな生水ようかんを手土産にすれば、ちょっと粋かも!





2012年5月取材/2014年4月更新