一元屋(半蔵門)
半蔵門駅の駅上にある1955(昭和30)年創業の「一元屋」。人気が高じて、特製きんつばと2種類の最中だけに商品を絞ったという江戸気風な和菓子店。
薄い小麦の衣をまとった特製きんつばは5cm四方ほどの大きさ。しっとりしており、手で半分に割ると小豆の粒がコロンと艶よく姿を現す。甘さは感じるものの、塩気が効いて後口さっぱり。さらりとした甘味で、甘党なら軽く2〜3個はいけそう。甘くて重い、一般的なきんつばの概念をいい意味で覆す美味しさ。
原材料は、砂糖、小豆、寒天、小麦粉、食塩のみ。見た目も考慮し、粒がそろった大納言小豆で餡子を作る。焦がさず、潰さず、適度に粘りを出す塩梅が腕の見せ所だとか。小麦の皮も厚みがあると口内に残って食味が悪くなると、縁を面取りする丁寧さ。手作りならではのこだわりが随所にある。
ビジネス需要が多く、ピークは開店から10時頃。売り切れることもあるため、予約は1個から受けている。春は千鳥ヶ淵の花見客が多く訪れるので、早めの予約・取り置きで確実入手を狙いたい。
名称 | 江戸銘菓 一元屋 |
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所在地 | 千代田区麹町1-6-6 |
電話番号 | 03-3261-9127 |
営業時間 |
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定休日 | 日祝 |
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