ストライプハウスギャラリー(六本木5-10-33 3F)
むちむち肉感的で愛嬌のある人形を制作する土屋さやかの個展が、「ストライプハウスギャラリー」で本日よりスタート。
「early summer」がテーマの本展は、新緑の木々や作物、初夏の花を頭から生やし楽しそうに踊る人形たち約60点が、ギャラリー外の新緑を借景にハッピーな空間を形成している。
2枚の布を繋ぎ合わせ綿を詰めるという、一見シンプルな制作方法だが、布の絶妙な裁断と綿の詰め具合の微調整で、内部から生命力が弾けるような瑞々しさを感じとれるのが土屋作品の特徴だろう。
制作当初は、絵画など平面作品が多かったという土屋。しかし、ある女性と出会ったことで「この人の動きを表現したい!」と、寝ずに人形作りに没頭したのだとか。それがキッカケとなり、今でも彼女の手から生まれる人形は“印象に残った人間の動き”の再現が核になっている。
鑑賞者を笑顔にする、むちむちふわふわ脱力系人形、実際に触ってその魅力を感じてほしい。写真は、人形について愛情たっぷりに語ってくれた作家の土屋さやかさんと展示風景。
会期は5月16日(水)まで。会期中無休。時間は11:00〜18:30(最終日は17:30まで)。
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