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あなたの推し絵師きっといる!「ミネアポリス美術館 日本絵画の名品」展

あなたの推し絵師きっといる!「ミネアポリス美術館 日本絵画の名品」展

サントリー美術館

2021/4/13(火)  アメリカ中西部ミネソタ州にあるミネアポリス美術館(通称Mia〈ミア〉)の、約9500点の日本絵画コレクションの中から、室町時代から近代にいたる日本絵画の変遷を、選りすぐりの優品で紹介する展覧会が開催。

 キャッチコピーに「あなたの推し絵師きっといる!」と謳われているだけあって、実に多彩な流派・ジャンル・人物の作品がズラリと並ぶ姿は壮観だ。展示は、時代を追うように、水墨画・狩野派・やまと絵・琳派・浮世絵・文人画(南画)・奇想派・近代絵画と展開。日本絵画の主要ジャンルがほぼ網羅されているため、どのセクションも期待通りの骨太で見応えのあるものとなっているが、その一方で、初の里帰りを果たす作品や、日本ではあまり知られていない絵師の作品、また日本よりも早く在外コレクターが評価していた奇想派の作品など、自由で先入観のない批評眼が伺える出展も印象深い。

 アメリカにおける日本絵画の評価や関心の高さを再認識すると共に、新たな視点や楽しみ方にも気づかせてくれる展覧会といえる。また、作品は全て撮影可というのも嬉しい。

【会期】4月14日(水)〜6月27日(日) ※会期中展示替えあり
【休館日】火曜(5月4日、6月22日は開館)
【時間】10:00〜18:00(金・土曜、4月28日、5月2〜4日は20:00まで) ※入館は閉館の30分前まで
【画像】 群仙図襖(旧・天祥院客殿襖絵) 狩野山雪 四面 江戸時代 正保3年(1646) ミネアポリス美術館蔵