このように情報収集しています〜都内4美術館 2023年開催企画展 合同記者発表会

パナソニック東京汐留ビル 5Fホール(東新橋1-5-1)

  • 2022/10/13(木)
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このように情報収集しています〜都内4美術館 2023年開催企画展 合同記者発表会

  毎年10月は各美術館の次年度事業計画が固まり、企画展等の情報発信が活発化する時期。同時に新鮮な情報を求めてメディア担当者が情報収集活動を意欲的に行う時期でもある。そのような双方を効率的に結び付けてくれるのが「合同記者発表会」だ。

 2014年から開催され、今年で7回目を迎える「都内4美術館合同記者発表会」に今年は永青文庫、泉屋博古館東京、東京ステーションギャラリー、パナソニック汐留美術館(五十音順)が参加。各館長と担当学芸員から2023年度に開催される企画展の概要や出展作品、見どころなどが画像を交えて説明された。
 東京ステーションギャラリーにおいて、東京で18年ぶりに開催される「佐伯祐三 自画像としての風景」展の佐伯が実は高校球児としても名を馳せていたことにちなんで、各館の企画展をプロ野球選手や投法になぞらえて説明するユニークな一場面も。
 永青文庫ではテレビアニメ「刀剣乱舞」とのオンラインコラボレーションでも話題を集める「揃い踏み 細川の名刀たち−永青文庫の国宝登場」、泉屋博古館東京では世界一のコレクションを誇る中国青銅器の名品を一挙公開する「不変/普遍の造形」、パナソニック汐留美術館では開館20周年を記念して「コスチュームジュエリー」に特化した日本初の展覧会など、各館が大谷翔平級のエース作品を取り揃えた企画展を予定している。
 今回の記者発表会では、新たな試みとして、アートテラー・とに〜氏を進行役に「コロナ禍を乗り越えて!美術館のいま」をテーマとした館長トークセッションも行われた。

 2023年度の展示詳細は当ページやイベントインフォメーションのページで随時紹介予定。各館のエースを取り揃えた展示内容に期待したい。

 写真は左から泉屋博古館東京 野地耕一郎氏、永青文庫 橋本麻里氏、パナソニック汐留美術館 加藤達也氏、東京ステーションギャラリー 冨田章氏

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