Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2022

東京ミッドタウン 各所

  • 2022/10/19(水)
  • イベント
  • フォトニュース
Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2022

  “デザインを五感で楽しむ”をコンセプトに東京ミッドタウンの開業当時から続くデザインの祭典「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH」が今年も開催。
 テーマは「環(めぐ)るデザイン - Design for Sustainable Future -」。持続可能な未来へのヒントを、デザインを通して探っていくことを試みる。

 芝生広場に登場した作品「うみのハンモック」は、建築家・永山祐子氏設計による大型インスタレーション。遠くから眺めると大小の波にように広がる約36m×約12mのハンモックで構成されており、休んだり遊んだり、子どもたちだけでなく大人にも大人気だ。ハンモックの素材には、海洋ゴミのなかでも自然分解されにくい廃棄漁網をアップサイクルした糸を利用。展示終了後は布地などにしてもう一度世の中に戻していく。2050年には魚の数を上回ると言われ、海洋汚染や生態系への大きな影響が問題となっている海洋ゴミを循環のデザインにのせることで、“めぐる”モノとして人々につなげる。
 ミッドタウン・ガーデン内では、未来の都市型農業を提案する実験的インスタレーション「F.A.R.M.−Future Agricultural Rights for Mankind−」と約2,000個の花のようなオブジェ「as it is. -equilibrium flower-」が登場。周囲の環境と共鳴しながら咲き誇る姿を体感できる花のようなオブジェは、環境とつながるデザインにより、今回のテーマ“めぐる”を考えるきっかけを投げかける。

 また、ガレリア2Fでは、動物の心拍に合わせて明滅する光を通して、生命の多様性が感じられるインスタレーション「Life Beat」が鑑賞できる。アトリウムでは、今冬に打ち上げ予定の人工衛星に指示して地球などの写真を撮影できる“宇宙の視点”体験空間「PLAY SPACE.」のブースも登場。
 他にも、「TOKYO MIDTOWN AWARD 2022」の受賞作品や「DESIGNART TOKYO 2022」の作品展示など、東京ミッドタウン一体がさながら美術館のようになる21日間。無料のアート巡りを存分に楽しんでみては。

【期間】10月14日(金)〜11月3日(木・祝)
【時間】11:00〜21:00(コンテンツによって異なる)

記事を探す

記載内容は取材もしくは更新時の情報によるものです。商品の価格や取扱い・営業時間の変更等がございます。