ザ・リッツ・カールトン東京 「ザ・リッツ・カールトン カフェ&デリ」(六本木)
東京ミッドタウン内のラグジュアリーホテル「ザ・リッツ・カールトン東京」のクオリティを、肩ひじ張らずに楽しめるカフェ。1Fのキャノピースクエアと呼ばれる中庭に面しているため、ガラス張りの店内とテラス席にはたっぷりと自然光が入り、とても開放的。屋根のシェードのおかげでテラスでも雨に濡れる心配がないのもポイントが高い。
店内は、程良いライティングと席同士の間隔に余裕をもたせた細長い造りで、ゆったりと寛ぎながらランチやお茶を楽しむ人が多い。また、パソコンなどを置いても食事の邪魔にならないサイズのテーブルも設けられており、カフェ利用がてら資料を広げて仕事をするワーカーも。
テラス席は、ソファを主体にしたリゾート感あふれる空間で、ショッピング帰りの親子連れや女性グループに人気が高い。こちらも、ベビーカーなどを席の横に置いても通路を遮らない、ゆったりめの席配置が都心のカフェでは貴重だ。
カジュアルに楽しめるカフェと言っても、そこは名門ホテル。スタッフの丁寧でキビキビとした対応や、一流シェフによるハイクラスの料理やスイーツの提供など、全体的なクオリティの高さはお墨付きだ。
9時〜11時までは、テイクアウトで焼き立てパンや淹れたてのコーヒーを提供する。毎朝9時に焼き上がる20種以上のパンの中でも、クロワッサンはフランス・イズニー社のAOP発酵バターを使い濃厚な味わいに仕上げ、生地を織り込む回数を通常より少なめの16層にすることで、外はサクサク中はしっとりの食感が楽しめる人気の逸品だ。「焼き立てを召し上がりたいならオープン直後に来店するのがオススメです。また、朝の時間は特に、カプチーノとクロワッサンの組み合わせが人気です」と同店マネージャーが狙いめを教えてくれた。
また、こだわりのドリンクも見逃せない。注文を受けてから一杯ずつ淹れるコーヒーは6種、シナモン・ナツメグなどのスパイスが香る「ザ・リッツ・カールトン東京 スペシャルブレンド」を始めとした紅茶、全12種を用意。さらに、胡瓜やラズベリーを使用しさっぱりと仕上げたレモネ−ド、リンゴ・オレンジ・生姜・レモンに蜂蜜を加えた大人の味わいのジンジャーティー、ビーツ・人参・生姜など栄養価の高い素材をふんだんに使った自家製コールドプレスジュースなど、新鮮な野菜や果物が主役の手の込んだドリンクがラインナップする。
11時〜14時のランチタイムには、選べるコーヒーor紅茶がセットになった「サーモンパニーニ」と「ビーフカレー」がオススメ。ビーフカレーは、マンゴーチャツネでコクと甘みを出し、クリスピーオニオンの香りと食感をアクセントにしたジャパニーズスタイルで、リピーターも多い。サーモンパニーニにも自家製のサーモンとピクルスを使うなど、ホテルメイドならではの丁寧な仕込みが光る。
ランチの後も、ティータイムやハッピーアワーと、お得感のあるサービスが充実しており、客が途切れることはない。ティータイムには、「ザ・リッツ・カールトン東京 スペシャルブレンド」、「ストロベリー & シャンパーニュ」、「フルーツ & ハニー ルイボスティー」、「ビューティフル ハーブス」など12種から選べる紅茶と、常時16種以上を用意する季節のホームメイドケーキが楽しめる「ケーキセット」が一番人気だ。ペストリーシェフが丹精込めたスイーツの数々を、ショーケースから選ぶ時間も楽しい。
16時〜20時のハッピーアワーには、ワインやカクテルが通常価格の200〜500円引きで味わえ、お供にシャルキュトリやチーズの盛り合わせなどをオーダーすれば、ラグジュアリーホテルでのサク飲みも叶ってしまう。
仕事前の朝食、資料を広げての打ち合わせ、アフターファイブの息抜きと、多様なシーンで利用でき、利便性も良好。ワーカーとしてはぜひ手札に入れておきたい一軒だ。
名称 | ザ・リッツ・カールトン東京 「ザ・リッツ・カールトン カフェ&デリ」 |
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所在地 | 港区赤坂9-7-1 東京ミッドタウン1F |
電話番号 | 03-6434-8711 |
営業時間 | 9:00〜21:00(イートイン 11:00〜L.O. 20:00) |
定休日 | なし |
座席数 | 店内34席、テラス28席 |
公式サイト | https://cafeanddeli.ritzcarltontokyo.com/ |
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