ANAインターコンチネンタルホテル東京 アトリウムラウンジ(赤坂)
アークヒルズに隣接する「ANAインターコンチネンタルホテル東京」内、吹き抜けのロビー中央に位置する「アトリウムラウンジ」。天井高14m、そして140席を有する広々とした空間と、暖色系の落ち着いたライティングが、大人の寛ぎ時間を演出するモダンクラシックなラウンジだ。850近くの客室を有するうえ、アークヒルズやサントリーホールとも隣接しているため、店内は宿泊客との待ち合わせや、ワーカーの商談、鑑賞後のティータイムの場所として常に賑わいをみせる。
頭上に煌めく印象的なシャンデリアは、日本を代表する照明デザイナー・石井幹子氏によるデザインで、天の川をイメージしたものだそう。また、ピアノの生演奏が行われる中2階のエリアには、ほのかに灯りのゆらめきを生むファブリックが大胆に吊るされ、さながら天の川に導かれる天女の羽衣のよう。そして、ラウンジのすぐ横に流れるガラスのウォーターフォールは、清らかな水音が癒しを与えてくれるのと同時に、話し声を程よく遮る効果もある。
アトリウムラウンジは、イタリア・マラゾッコ社製のエスプレッソマシーンから抽出される本格エスプレッソやカフェラテ、そして180年の歴史を誇るドイツの紅茶メーカー、ロンネフェルトのハーブティーやフレーバーティー、さらにノンアルコールカクテルや日本茶、ワインまで、ドリンクの品揃えの多さが特徴。ラテアートが描かれたカフェラテは、見た目の可愛らしさとは裏腹にしっかりコクと深みのある本格派。カップが大きいのでこの一杯でも十分に満足できる。また、ホテル内の他レストランよりワンランク上のコーヒー豆を使った、ホテルブレンドコーヒーはお替り自由というのも嬉しい。ロンネフェルト社の紅茶やハーブティーは、リフレッシュ効果やストレス解消など、メニューに記載のある効能を見てチョイスするお客が多いのだとか。
片手でも食べやすいようにパンの薄さなど改良を重ねた「クラブサンド」は、アトリウムラウンジの定番人気メニュー。レストランシェフの中村貴明氏は「具材は王道のスタイルで、鶏の胸肉を低温調理でしっとり仕上げたり、食べた時にちょうど良い瑞々しさを感じられるように特製ソースの割合も考慮したりと、全体のまとまりを意識しています」と自信をのぞかせる。
そして、アトリウムラウンジで近年人気が急上昇しているのが、季節ごとにテーマが変わるアフタヌーンティーセット。春には桜、夏にはトロピカルフルーツ、秋にはチョコレート、冬にはイチゴなど、テーマに沿って美しくデコレーションされたプチガトーやセイボリー(甘くない軽食)がスタンドにいくつも盛り付けられ目の前に。サンドイッチやパテなどの食事系から、ムースなどの軽めのスイーツ、そしてしっかりと濃厚なタルトやケーキまで、季節のテーマづくしのフィンガーフードを口に運べば、たちまち至福の時間に包まれる。さらに、ロンネフェルトティーやカフェラテなどを含むドリンク22種がお替り自由(茶葉の交換も可能)とくれば、人気の高さにも納得だ。
「季節ごとにテーマを変えるスタイルのアフタヌーンティーを提供するようになってから、特に女性のお客様には大人気です。グループでいらっしゃってゆっくりお喋りを楽しみながら過ごす方が多いですね。通常、席の予約はできないのですが、アフタヌーンティーセットに限っては可能ですので、ぜひ安心してご利用ください」と澤田氏。平日は12:00〜18:00の間で2時間制、土日祝日は11:00〜13:00、13:30〜15:30、16:00〜18:00の3部制で提供され、いずれも予約を受け付けている。特に週末はアフタヌーンティーセット目当てのお客で混み合うので、予約がベターだ。
「皆さんに快適に過ごしていただけるよう、スタッフ皆が空間づくりを大事にしています」との言葉通り、程よい賑わいと落ち着きの両方を併せ持ち、居心地の良い雰囲気を演出してくれるアトリウムラウンジ。頼れるホテルラウンジの筆頭として、ビジネスにもプライベートにも大いに活用したい。
名称 | ANAインターコンチネンタルホテル東京 アトリウムラウンジ |
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所在地 | 港区赤坂1-12-33 ANAインターコンチネンタルホテル東京2F |
電話番号 | 03-3505-1111(代表) |
営業時間 |
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定休日 | 無休 |
座席数 | 140席 |
公式サイト | https://anaintercontinental-tokyo.jp/dine/atrium-lounge/ |
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