生誕三百年 同い年の天才絵師 若冲と蕪村

花鳥図や水墨画を得意とした若冲と、山水図や俳画を得意とした蕪村の作品対比を楽しむ

1716(正徳6)年に生まれた2人の絵師、伊藤若冲と与謝蕪村。生誕300年を記念し、それぞれの代表作品や蕪村の進出作品を紹介する企画展です。2人の生い立ちから晩年までの経歴や共通するモチーフなど、比較しながら鑑賞できます。

徳川吉宗は八代将軍に就くと輸入緩和などを行い、それにより中国や朝鮮から最新の絵画なども入って、画壇は大きな変革を遂げました。伊藤若冲は、京都の青物問屋の長男として生まれて家業を継ぐものの、40歳で隠居して画業に本腰を入れます。一方の与謝蕪村は、大坂の農家の生まれで20歳の時に江戸へ出て俳諧を学び、27歳から10年間北関東から東北地方を遊歴。40歳頃に京都へ移り、俳諧と画壇の両分野で活躍しました。

本展は、全7章の構成で、若冲と蕪村の生い立ちから絵師になるまで、それぞれの画風の確立、交流のあった円山応挙らとの合作、晩年に至るまでの作品の変遷を丁寧に追います。特に与謝蕪村の《鳶・鴉図》や《富嶽列松図》は重要文化財に指定されている代表作で必見です。また、同じ18世紀に活躍した絵師たちの作品も展示されます。

象と鯨図屏風 伊藤若冲筆 六曲一双のうち右隻 寛政9年(1797) MIHO MUSEUM蔵 【展示期間】3/18〜5/10 象と鯨図屏風 伊藤若冲筆 六曲一双のうち左隻 寛政9年(1797) MIHO MUSEUM蔵 【展示期間】3/18〜5/10
重要文化財 鳶・鴉図 与謝蕪村筆 双幅 18世紀 北村美術館蔵 【展示期間】3/18〜4/13
開催概要
会期 2015年3月18日(水) 〜 5月10日(日)
※会期中、展示替えあり
休館日 火曜日(ただし5月5日は20:00まで開館)
時間 10:00〜18:00
※金・土および、5月3日・4日・5日は20:00まで
※4月25日は「六本木アートナイト2015」開催に伴い24:00まで
※入館は閉館時間の30分前まで
会場 サントリー美術館
港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階  
入館料 一般 1,300円、高大生 1,000円
公式サイト http://suntory.jp/SMA/
問合せ 03-3479-8600
2015年2月更新