コレクターが蒐集した陶磁器とガラスの新コレクションを初めて一括公開
野依利之(のより・としゆき)氏は、アール・ヌーヴォー期のガラス作品を専門とする美術商で、本業の傍ら、分野、地域、時代にとらわれず幅広く蒐集。コレクションは、オランダのデルフトウェアの調度品や食器を中心に、イタリアのマヨリカ陶器、エミール・ガレの陶器などを含む幅広さが特徴です。
一方、辻清明(つじ・せいめい)氏は、「明る寂び」という独自の美意識を打ち立てた陶芸家で、9歳の誕生日に買ってもらった野々村仁清作「色絵雄鶏形香炉」をきっかけに蒐集を始めました。木、陶磁、漆、鉄、ガラス器など、多様な材質を網羅。今回のコレクションでも古代ローマ、オリエント、中国、ヨーロッパ、日本と分野が多岐にわたっています。
本展では、第1部で野依氏の陶磁器コレクション、第2部で 辻氏のガラスコレクションを紹介。「色絵花鳥文鉢」、イタリア貴族の「ファルネーゼ家紋章皿」など、国内では紹介される機会の少ない磁器作品、イランの「カットガラス碗」、中国の「黄色鳳凰文瓶」、日本の「切子 籠目霰文三段重」などの多様なガラス作品、あわせて約200件を一気に展観できます。
※「辻」のしんにょうの点は一つです(閲覧環境により点が二つで表示される場合があります)
展覧会名 | サントリー美術館新収蔵品 コレクターの眼 ヨーロッパ陶磁と世界のガラス |
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会期 | 2017年1月25日(水) 〜 3月12日(日) |
休館日 | 火曜日(ただし3月7日は開館) |
時間 | 10:00〜18:00(金・土は20:00まで) ※入館は閉館時間の30分前まで |
会場 | サントリー美術館 港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階 >> 会場の紹介記事はこちら |
入館料 | 一般 1,000円、高大生 800円 |
公式サイト | https://www.suntory.co.jp/sma/ |
問合せ | 03-3479-8600 |
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