特別展「縄文2021―東京に生きた縄文人―」

江戸博が縄文時代にタイムスリップ!東京に生きた縄文人の暮らしを深堀り

1万年以上にわたって続いた縄文時代。この長い時代を生きた縄文人の“生”の暮らしは、どのようなものだったのだろうか?江戸東京博物館では、江戸東京の暮らしや文化をふり返る礎として、その源流とも言うべき縄文時代の人びと、特に東京の縄文人の暮らしに焦点をあてた展覧会を開催。

これまで江戸東京のさまざまな暮らしや文化を歴史資料に基づいて復元・再現した展示を行ってきた江戸東京博物館。本展では、その実績を活かし、最新の調査成果から考える縄文時代像を展示する。その際、縄文時代の出土品が、どのような場所でどのように利用されていたか、生活空間や道具を復元模型や映像などを用いて具体的に再現し、当時の生活の復元を試みる。

見どころは、縄文時代中期の環状集落を再現した展示。老若男女20人余の、狩りや遊びの様子、食事の風景などが1/20サイズで表現される。1階特別展示室の2つの復元模型で縄文時代のムラの様子をじっくり観察し、当時の生活空間を実感できるともに、5・6階の常設展示室「江戸・東京ゾーン」の模型との比較も楽しめる。
 また、縄文人の姿を物語る多彩な土偶100点以上が出展。写真はもちろん肖像画もなかった縄文時代に、土偶や土面として当時の人びとが今に残してくれた貴重な資料から、縄文人の表情や思いを読み取ってみよう。
 さらに、土、石、骨など、さまざまな素材から形作られた道具類にも注目。どのように使ったのか?なぜこの形なのか?など、実用性と造形美の両側面から解説することで、当時の人びとによる素朴な生活と自然との共生をかいま見ることができる。

本展を通じて、縄文時代の東京を感じ取り、考古学の新たな楽しみ方を発見できるだろう。


環状集落再現模型 部分(多摩ニュータウンNo.107遺跡) 復元年代:縄文時代中期 縮尺1/20
ハート型土偶 板橋区赤塚城址貝塚出土 縄文時代後期 江戸東京たてもの園蔵
重要文化財 土製耳飾(どせいみみかざり) 調布市下布田遺跡出土 縄文時代晩期 江戸東京たてもの園蔵
多摩ニュータウンのビーナス(土偶) 多摩ニュータウンNo.471遺跡出土 縄文時代中期 東京都教育委員会蔵
丘陵人(おかびと)の肖像(顔面装飾) 多摩ニュータウンNo.72遺跡出土 縄文時代中期 東京都教育委員会蔵
多摩ニュータウン72遺跡 住居跡に捨てられた土器等 縄文時代中期 東京都教育委員会画像提供
開催概要
展覧会名 特別展「縄文2021―東京に生きた縄文人―」
会期 2021年10月9日(土)〜12月5日(日)
※会期中、展示替えあり
休館日 月曜日
時間 9:30〜17:30
※入館は閉館時間の30分前まで
会場 東京都江戸東京博物館 1階特別展示室
墨田区横網1-4-1
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観覧料 特別展専用券
一般 1,300円、大学・専門学校生 1,040円、小中高生・65歳以上 650円
※日時指定予約推奨
※詳細は公式サイトをご確認ください
公式サイト https://www.edo-tokyo-museum.or.jp
問合せ 03-3626-9974(代表)
2021年9月28日更新