中田英寿氏がプロデュースする世界最大級の日本酒イベント「CRAFT SAKE WEEK」。2016年に始まり延べ60万人を動員したイベントが4年ぶりに六本木ヒルズで開催される。

 全国1400以上の蔵元の中から中田氏をはじめ、日本酒の専門家、トップシェフなど100人を超える目利きにより厳選された100の酒蔵が紹介される本イベント。
 開催期間中は初心者にも親しみやすいように「AWA SAKEの日」、「NEW CLASSICの日」など日ごとにテーマが設定され、1日10蔵、10日間で計100蔵の銘酒を楽しめる。参加者は酒蔵や利き酒師とコミュニケーションを取りながら、日本酒について学ぶことができるのも本イベントの大きな魅力だ。
 あわせて、会場には通常は予約困難な人気レストランが期間中、15店舗集結する。中田氏が太鼓判を押し、自らが出店を交渉した選りすぐりの店舗だ。日本酒との相性が抜群の限定オリジナルメニューなどが用意される。
 そして、今回は日本酒だけでなく、日本茶にもフォーカス。会場では日本を代表する生産者がつくるさまざまな種類、こだわりの日本茶も堪能できるので、お酒を飲めない人もレストランのメニューや限定スイーツなどとあわせて楽しめる。

 毎回異なるコンセプトを設け、日本を代表する建築家による会場空間もその魅力のひとつである本イベント。今回のインスタレーションデザインは、パリを拠点に国際的に活躍する建築家・田根剛氏（写真）が担当。日本の職人が連綿と受け継いできた技を尊重し、古来より器として使われてきた「Mass＝枡」を今回のコンセプトとした。リサイクルできる素材で作られた一升枡 約3,000個が絶妙なバランスでデザインされた空間も見逃せない。

 イベントに参加するには、まずスターターセット（酒器グラス＋飲食用コイン×11枚 3,600円）の購入が必要。2回目以降の来場時は、スターターセットのグラス持参で、追加コイン購入のみで楽しめる。

【会期】4月21日（金）〜4月30日（日） 【時間】12:00〜21:00（L.O.20:30）