Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2024

東京ミッドタウン 各所

  • 2024/10/11(金)
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Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2024

 「デザインを五感で楽しむ」をコンセプトに2007年から開催されているデザインの祭典。今年は「つむぐデザイン」をテーマに、国内外で活躍するデザイナーや注目のデザインが集結した。
より良い社会を創るため、さまざまなものをより合わせ、新しいカタチ、コトを生み出す、未来への変化と人の心をつむぐデザインの力を体感できるイベントだ。

 芝生広場では建築家・クマタイチ氏による《リレキの丘》が登場。三つのリングがずれながらつながる、木でできた地形のインスタレーションは、10月17日までは作る過程をみることができ、18日から完成した姿を観て、触れて楽しめる。
 「芝生広場にあるフロリアン・クラールのアートと向き合って存在することで、『二つのアートの間で遊ぶ』がコンセプトの一つとなる。素材はコンクリートや鉄でも作れるが、木を使うことで人々がリラックスし、自由な感覚でこのオブジェクトと触れ合うことができると考えている。また、来場した人は週末限定で配布の『リレキシール』を貼ることで、作品に参加できる。橋に南京錠をつけたり、神社の木におみくじを結ぶなどと同様に、参加することで違った景色が現れる。また、作る過程を見てもらうことも、つむぐデザインの一つの可能性であり、これを通して木の可能性も知ってもらいたい。」と語った。

 そのほか、ミッドタウン・ガーデン内では建築家・津川恵理氏による、「普段は何もない場所に出現したオブジェに人々はどのように反応するのか?」を問うインスタレーション《都市の共動態》、「レアメタル産出量」「世界人口」の2つのテーマにフォーカスし、データから生成した造形・ビジュアルを用いた映像作品等を展示するビジュアルデザインスタジオWOWによる《InForms》、都内各所で開催される「DESIGNART TOKYO 2024」の会場の一つとして、今回のテーマに寄りそう3組のクリエイターによる作品などが展示されている。

 また、才能あるデザイナーやアーティストとの出会い、支援、コラボレーションを目指したデザインコンペとアートコンペの2部門で開催の「TOKYO MIDTOWN AWARD 2024」にて選出された受賞・入選14作品の展示や、当イベントの参加クリエイターをはじめとする多彩な顔ぶれによるトークサロンなどのコンテンツも盛りだくさん。
ぜひこの機会に、デザインの魅力や可能性を感じてほしい。

【期間】10月11日(金)〜11月4日(月)※「リレキの丘」、「都市の共動態」は雨天中止
【時間】コンテンツにより異なる ※詳細は東京ミッドタウンHPご参照

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