乃木神社(港区赤坂8-11-27)

乃木神社に来年の干支「午」の大絵馬が設置された。
かまぼこ形が特徴のカラフルな干支大絵馬は、写真撮影スポットとしても人気で、毎年新しい絵馬に代わる日を待ちかねる人が多い。
馬が神様の使いとされていたことに由来し、願いを馬に乗せて届ける「絵馬」。午年に大絵馬を見ることでより一層よい年になりそうな気持になる。
初日の出を思わせる赤い日を背景に、天へと駆ける白馬が描かれ、その背には人のような何かが跨っている。よく見ると頭に栓があり、姿からひょうたんと思われる。末広がりの形から縁起がよいとされているひょうたんは、乃木将軍が水筒として持ち歩いていたといわれている。「ひょうたんから駒」という言葉を連想させる絵柄は、思わぬところから幸運が訪れそうだ。
また、御祭神である乃木将軍と馬とは深いゆかりがあり、自身の家(乃木邸)よりも先に厩(馬小屋)を建てるほど、馬を愛でていた。
参拝の際には、神社敷地内にある旧乃木邸と、そのすぐ側の厩に立ち寄るのもよいだろう。(年末年始は12/29〜2026年1/3まで閉門)
縁結びのご神徳があるとされ、また乃木大将の戦での功績から「勝負運」の御利益があるともいわれる乃木神社。また、近年はその名にちなみ、撮影安全・ヒット祈願でも名高い。
「うまくいく」という縁起のよい言葉や、テレビドラマの影響もあって人気の高い「午」が描かれた大絵馬を見に、初詣はもちろん、昼の休憩時や朝の通勤時間を利用して、訪れてみてはいかがだろうか。
【開門時間】6:00〜17:00(授与所は平日9:30〜17:00、土日祝日は9:00〜17:00)
【正月の開門時間】2026年1月1日 0:00〜17:00以降、参拝者数をみて閉門(授与所は0:00〜閉門まで)
1月2日、3日 6:00〜17:00以降、参拝者数をみて閉門(授与所は9:00〜閉門まで)
※旧乃木邸は12月29日から1月3日まで閉門
記載内容は取材もしくは更新時の情報によるものです。商品の価格や取扱い・営業時間の変更等がございます。