Yutaka Kikutake Gallery(六本木6-6-9 ピラミデ2F)

彫刻家・飯田竜太とグラフィックデザイナー・田中義久によるアーティストデュオ「Nerhol(ネルホル)」の個展「Unseen Body」が開催中。
写真と彫刻を往還しながら探求を重ねる独自の実践は、連続写真の束に彫刻を施す初期のポートレート作品から、帰化植物や珪化木をめぐる近年の実践に至るまで、国内外で高い評価を獲得してきた。2024年には、斬新な取り組みの成果が評価され、令和6年度芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。そんな彼らが2007年の結成以来の表現活動を振り返り、新たな境地への幕開けを宣言。本展では最新作を中心とした展示構成を経て、Nerholの多層的探求とその現在地を紹介する。
連続撮影した写真の束を彫り刻むというNerholの実践は、さまざまな領域に広がりを遂げつつ、深化を経てきた。人物にはじまり、帰化植物、エドワード・マイブリッジの連続写真に至るまで、取り扱うモチーフを広げてきたNerholは、近年、数万枚にもおよぶ動画の静止画を縦に積み重ね、その積層を横から見せるという新たな試みを展開している。
本展にて2人が取り組むのは「身体(ボディ)」という主題。プロの人体モデルを撮影した映像から数万枚に及ぶ静止画を出力し、それらを手作業で裁断した短冊が積み重ねられる。
本シリーズは、鑑賞者を肉眼で捉えることの出来ない隙間へと誘う。何を思い、何に違和感を覚えるかは、1人ひとりの背景や感性に委ねられている。
「目に見えない身体の輪郭」を探求する展示を経て、2人はさらなる新境地を目指す。今の彼らの世界観をぜひ堪能してみて欲しい。
【会期】5月23日(木)〜7月18日(土)
【休館日】日・月曜日、祝日
【時間】12:00〜19:00
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