六本木ヒルズ A/Dギャラリー

埼玉を拠点に作陶を始め、素材を見極めた技法とさまざまなアプローチを試みた造形表現に取り組む宮岡貴泉の個展がA/Dギャラリーで開催中。
陶芸の技法を基盤に、現代のマンガやアニメに見られるキャラクター表現を融合させた独自の陶立体作品を制作。伝統的な素材である土と、現代のポップカルチャーから生まれた造形言語を掛け合わせることで、新たな生命感を宿した存在を生み出している。宮岡曰く創り出しているのは古の伝統と、私たちが愛してやまない現代のキャラクター文化が奇妙に、そして愛らしく融合した「現代の偶像」だという。
本展で展示されているのはキャラクターをサンプリングしたり、ミックスしたり、土の特性を生かしながら、既視感を彷彿とさせるguzo(偶像)シリーズと、引用元は特になく、遊びながら、自分の中から生まれた(遊像)シリーズの2つのシリーズ。
「サンプリングしておもしろいものができたという楽しみもありますが、自分の中で湧き出てきたオリジナリティを出す楽しみも、また違った路線であります。見た目は似ているのですが、ちょっと違うんです」と説明。この2つを見比べてみるのもおもしろい。
本展の一番のみどころを聞くと「夏なので、少し涼しさを意識したところはあります。青とか涼しさを感じられる作品を入れました」とアピール。
30点以上の作品が並び、見ごたえがある。遊び心溢れるこの世界観をぜひ堪能してほしい。
【会期】7月17日(金)〜7月26日(日)※会期中無休
【時間】12:00〜20:00
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