草間彌生、さわひらき、久門剛史、竹川宣彰「白と黒」

オオタファインアーツ(六本木)

  • 2026/7/15(水)
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草間彌生、さわひらき、久門剛史、竹川宣彰「白と黒」

 草間彌生やさわひらきなどオオタファインアーツの所属作家の作品および所蔵作品の中からモノクロームの世界を描いた作品を展示する「白と黒」が開催中。

 ナフサ不足の影響で一部のスナック菓子のパッケージから色が消え、モノクロームの無機質なパッケージで店頭に並ぶ様は、私たちがいかに色から情報を得ているかを、改めて気付かせるきっかけとなった。
 本展では、作家が制約としてではなく、表現の選択として白・黒という深遠な色に向き合い制作した作品を紹介する。

 鮮やかな色彩によって知られる前衛芸術家・草間彌生は1990年代のエッチング作品を中心に展示。色という情報がそぎ落とされたモノクロの作品では線やドットの丸もよりダイレクトに感じることができ、その純粋でストイックな作品群に没入することができる。

 映像を中心に作品を制作しているさわひらきは、記憶がキーワードになっている「NOBODY」という約10分ほどの白黒の映像作品を放映。色から得られる情報がないモノクロの曖昧さは、鑑賞者によってその見え方が違うだろう。

 多様なメディアを用いて作品を制作する久門剛史は「トンネル」という立体作品で鑑賞者を驚かす。社会や政治の渦中にある問題を考察してきた竹川宣彰は猫をモチーフにした一見可愛らしい作品で社会の問題点を問いかけている。

 この機会に、奥深いさまざまな「白と黒」の世界を堪能してほしい。

【会期】7月10日(金)〜8月29日(土)
【休館日】日・月曜日、祝日
【時間】11:00〜19:00

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