ZEN FOTO GALLERY(六本木6-6-9)

梁丞佑、星玄人、ブライアン・セルジオによるグループ写真展「黄昏と晩鐘」がZEN FOTO GALLERYで開催中。
本展のテーマは「境界線」。生と死、現実と幻、喪失と回帰、それぞれの「境界線」に立ち続けてきた3人の写真家の衝撃的で刺激的な作品群を展示している。
ホームレスだった友人・ごん太を亡くし、後悔を抱えたまま歩き続ける梁は、生前のごん太の姿を収めた6点を展示。作品とともにごん太が残した詩も紹介している。帰る場所があるか、ないかで「あっちがわ」と「こっちがわ」と呼んでいたごん太。写真家と被写体の間に交わされた感情をありのままに写し出している。
星は新宿を中心に、渋谷や六本木、銀座などへ通いながら、都市の混沌をカメラに収め続けてきた。自身の無力感や虚無から免れようと、夜の街に溶け込む星は「何時までも曖昧な距離で、無責任に東京の夜を惑っていたい」と話している。リアルだが現実なのかそうじゃないのかわからないような17点の作品群。鑑賞者は不思議な感覚に陥るだろう。
そして大切な人や家を失い喪失感と孤独に苛まれ、人生の谷に堕ちるセルジオ。今回展示されている9作品は精神的故郷へ導く「潜在意識への旅」だと語っている。
写真が持つ「あっち側」と「こっち側」を繋ぐ力。三者三様の世界観をぜひ体感してほしい。
【会期】8月21日(金)〜9月26日(土)
【休廊日】日月祝、9月22日(火)、23日(水)
【時間】12:00〜19:00
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