六本木ヒルズアリーナ
2018年に六本木ヒルズ15周年を記念して始まった参加型アートプロジェクト「つむぐプロジェクト」。
今年は「紡舞(つむまい)プロジェクト」として「都市と人の成熟」をテーマに身体を使ったコミュニケーションやメッセージの伝え方を振付家、ダンサーの森下真樹さんと考え活動してきた。
その成果が5月28日、「六本木アートナイト2023」のプログラムの中で披露された。
ダンスや踊りの経験、年齢は問わず、六本木に所縁があり、身体を使った表現活動に興味がある人を対象に2月にメンバーを募集。3月から5回にわたる活動を続けてきた。
オンライン上のコミュケーションが日常化したコロナ禍を経て、徐々にリアルな場での出会いや街との関わりが再開しているなか、メンバーたちは対面でのコミュニケーションのあり方に今一度目を向け、言葉ではできない身体を使った表現を考えてきた。
最初の活動で自分あてに書いたラブレター。その中での悲しい思いや楽しい思い、それぞれ色々な思いを込めた身体表現が当日の発表の場で繰り広げられた。心地よいクラッシック音楽とともにのびのびと気持ちよさそうに表現する総勢34名のメンバーたち。
最後は観覧者も加わり会場一体となった舞に笑顔があふれていた。
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