大本山 増上寺(芝公園4-7-35)
「でんきを消して、スローな夜を。」を合言葉に、「100万人のキャンドルナイト」が6月21日(水)に港区・増上寺にて開催された。
2003年から始まり、今年で21年目となる本イベントは、夏至と冬至の夜8時から10時の2時間、電気を消してロウソクの灯火の下、一人ひとりがゆっくりと考える時間を持つことを提唱するもの。
夜8時の消灯に向けて開催された「キャンドルナイト トークステージ」では、キャンドルナイトアンバサダーのLiLiCoさん、環境問題と向き合いながら生産に奮闘する生産者らが登壇。キャンドルの灯りの下、持続可能な社会についてそれぞれの想いあふれるトークが繰り広げられた。
会場一斉のカウントダウンののち、増上寺および、連携する東京タワーが4年ぶりに消灯。大殿前の階段から参道にかけて続くキャンドルロードに設置された、SDGsの169のターゲットにちなんだ1690個のキャンドルの灯りが幻想的にゆらめくなか、参加者たちはゆったりと環境や平和など各々に思いを馳せていた。
夕方4時から開催された本イベントには、日本キャンドル協会が制作した野菜や果物を模したキャンドルなども設置され、主催の大地を守る会が扱う有機栽培や環境に配慮した食材のマルシェ、それらの食材を使ったキッチンカーも登場。東京都による電力の安定確保に向けた取り組み「HTT(電力をHへらす・Tつくる・Tためる)」を紹介するブースなども展開された。
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