爽やかな晴天となった5月25日（土）、六本木ヒルズ屋上庭園（地上約45m）では初夏の風物詩「田植え」イベントが開催された。

 20回目を迎える今年は、2021年に続き二度目となる鳥取県とコラボレーション。近隣住民やワーカーら約160名（大人約90名、子ども約70名）が参加し、鳥取生まれのお米「星空舞」を、その名前にちなみ、星形に手植えしていった。
 子どもたちは、水田の泥に足をつけ、都会ではなかなか味わえない貴重な田植え体験を楽しんでいた。
 会場には、「星空舞」や「星空しょこら」などが当たる木製のカプセルトイ“因伯雅茶（いんぱくがちゃ）”も登場し、子どもたちの人気をあつめていた。

 本イベントは、森ビル（株）のコミュニティイベントの一環として日本の伝統的な稲作文化を年間を通して体験できる催しの一つ。
 美しい星空が自慢の「星取県（鳥取県）」で生まれ、星のように輝くお米であることから命名されたという「星空舞」。9月開催予定の収穫イベントが早くも楽しみだ。