六本木ヒルズアリーナ
六本木の夏を彩る恒例行事「六本木ヒルズ盆踊り」が、今年も前夜祭に披露される「楽劇 六本木楽」で鮮やかに幕を開けた。
「楽劇 六本木楽」は、中世の日本で全国各地で大流行するも消えた芸能「田楽」を、狂言師・故野村耕介氏が現代風に復活させた音楽舞劇「大田楽」の六本木ヒルズオリジナルバージョン。
六本木ヒルズの住民やオフィスワーカー、周辺に住む人や近隣の学校の生徒などの有志により、2006年より「六本木ヒルズ盆踊り 前夜祭」として開催されている。
笛や太鼓に合わせた軽快な舞に始まり、王舞(おうのまい)や獅子舞(ししまい)から、楽器を囃しながらのクライマックスの踊りへと続き、ラストは踊り手と来場者も参加して踊る「乱舞」でしめくくる。
日本各地にある大田楽のプロ集団「わざおぎ」も駆けつけた迫力のパフォーマンスと会場の一体感に、来場者は「楽しかった、来年もぜひ観に来たい」と声を弾ませていた。
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