企画展「デザインの先生」

21_21 DESIGN SIGHT(赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン)

  • 2025/11/20(木)
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企画展「デザインの先生」

 20世紀を代表する6人のデザイナーを“先生”として紹介しながら、生活や社会の今後について考えるヒントを探る展覧会が開催中。

 本展では、ブルーノ・ムナーリ、マックス・ビル、アキッレ・カスティリオーニ、オトル・アイヒャー、エンツォ・マーリ、ディーター・ラムスを「デザインの先生」としてフォーカス。その活動の軌跡を振り返り、彼らの思想を通して、現代社会におけるデザインの役割を改めて考える機会となる。

 会場ロビーでは、6人の先生たちの写真と、それぞれの哲学を表す言葉が並ぶ。デザインに詳しくない人でも、ここで「予習」しておけば本展をより楽しむことができるだろう。
 続くギャラリー 1では、三面の壁を使った映像インスタレーションで先生たちの作品や、インタビューなどの模様を観ることができる。また、年表形式の展示は、それぞれの先生の軌跡と『デザインのできごと』『世界のできごと』『日本のできごと』を立体的に理解でき、見やすくわかりやすい。

 ギャラリー2では、6人の先生たちの代表作をはじめとした展示と、言葉や記録映像などを通して、それぞれの思考に迫る。
 多くの人が『どこかで見たことある』と記憶するであろうアキッレ・カスティリオーニの代表作、照明器具の「Arco(アルコ)」は、掲示の解説によると、ベースで使われている大理石はイタリアでは安価な素材で、『贅沢品はカスティリオーニが意図するものではなかった』そうだ。LED化が進む現代なら、先生はどのような照明器具をデザインしたのだろう、などと考えながら観るのも面白い。

 そのほか、日本の波佐見焼職人たちとのワークショップなどを通して日本に根付いた、エンツォ・マーリの哲学についての紹介や、ビル、アイヒャーの実績を語る上で欠かせないドイル・ウルム造形大学と、同学へ留学経験をもつ、デザイナーでデザイン教育者の向井周太郎の功績を展示し、日本へ繋がれた先生たちの教えについても知ることができる。

【会期】2025年11月21日(金)〜2026年3月8日(日)
【休館日】火曜、年末年始(12月27日〜1月3日)
【時間】10:00〜19:00 ※入場は18:30まで

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