Yutaka Kikutake Gallery(六本木6-6-9 ピラミデ2F)

精巧に手縫いされた布のオブジェを起点に、自身の身体性を中心的なモチーフに据え、写真、映像、アートプロジェクトなど多領域わたる作品制作を続ける片山真理の個展「tree of life」がYutaka Kikutake Galleryで開催中。
同ギャラリーの六本木新スペース開設後のこけら落としとなる本展は、「tree of life」と題された英国のヴィクトリア&アルバート博物館の新収蔵作品を含む片山の新作群を日本で初めて公開している。
片山が構築した鏡張りの空間で、彼女自身が被写体となった、十点に及ぶセルフポートレート作品。手縫いのオブジェに囲まれ、自身がマネキンのように佇む。「撮る / 撮られる」の関係性を問うために、撮影には中判のフィルムカメラを使用し、多重露光もPhotoshopも使わずに、一度のシャッターで時間をキャプチャするという手法を用いる。タイトルの通り作品に現れる像は、木の根っこや、枝になり、流れる川は血管にも似ていて、力強い生命力に満ち溢れている。タイトルの通り作品に現れる像は、木の根っこや、枝になり、流れる川は血管にも似ていて、力強い生命力に満ち溢れている。
5年におよぶ構想の末に完成したという「tree of life」。片山の作品は自伝的でありながら見る者の共感を呼び起こす。この作品群は人間の生命力、美しさ、正しさを見る者に問いかけている。
【会期】3月19日(木)〜5月16日(土)
【休館日】日・月曜日、祝日
【時間】12:00〜19:00
記載内容は取材もしくは更新時の情報によるものです。商品の価格や取扱い・営業時間の変更等がございます。