小山登美夫ギャラリー(六本木)

ペインティングや自作のキグルミを着て行うライブドローイングなど、さまざまな手法で作品を発表する三宅信太郎の個展「それでも素敵な人生を」が開催中。
小山登美夫ギャラリーでの個展は本展で8度目。独特の世界観を持ち、コミカルでポップさがありながらも、どこかシニカルで中毒性のある魅力的な空間を作り出してきた三宅。今回の展示では根源的なテーマ「人の生死」や「自我への意識」はそのままに、 今までの人生を振り返り、より深いテーマに挑んでいる。紙に描いた作品を中心に、今生きている世界、見えている世界、経験した世界を、三宅ならではの過剰な自意識のもと、観察眼と好奇心もって表現している。
今までの人生で起こった様々な記憶をインスピレーションに、生きていく中で遭遇する苦難や悲痛できごとに向き合いながらも、日常のわずかな光明や喜びをすくい上げ、肯定していく。
展示作品 「美しい骨」は長い闘病生活の末、亡くなった親しいひとを描いている。人生において辛い経験であったことは想像に難くないが、作品はその美しい人生を表しているようで、心を打たれる。
その生に対する誠実な眼差しから紡がれる 「それでも素敵な人生を」というメッセージは鑑賞者に深く響くはずだ。
【会期】6月27日(土)〜8月1日(土)
【休廊日】日月祝
【時間】11:00〜19:00
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