NHK Eテレで放送中の「デザインあneo」のコンセプトを体験型の場に展開する展覧会「デザインあ展neo」。これまで「モノ」をテーマに開催されてきた「あ展」に対し、今回は「あるく」「たべる」「すわる」「もつ」など、私たちの日常の行為(動詞)に着目。身体を使って体感できる作品を通じて、日常の行為をデザインの視点で捉え直す内容となっている。会場では360度のスクリーンで映像と音楽を体全体で浴びる作品をはじめ、「デザインあneo」ならではの工夫が凝らされた新作が多数登場。また、展示室があるビルの地下鉄改札から45階までのアプローチにも仕掛けが施される。 時間:10:00〜19:00(4月23日、第一・第三水曜日は17:00まで、9月17日は19:00まで)※最終入場は30分前まで/料金:一般2,500円、中高生1,200円、小学生1,000円、2歳以上500円/問合せ:03-6433-8200 >>デザインあ展neo
ドイツ人アーティスト、グレゴール・ヒルデブラントの日本初個展「…それでも4月に桜は咲く」がペロタン東京で開催。本展タイトルは、ドイツのシンガーソングライター、コンスタンティン・ヴェッカーの楽曲に由来し、変化や創造、新しい夢への扉を象徴している。音楽が記録される素材そのものを使用し、絵画や彫刻、インスタレーションを制作するヒルデブラント。本展では、カセットテープの磁性層を利用してネガとポジを反転させる独特の技法により、《Es ist Juli》(今は7月)や《Sommernächte fliegen ohne Hast》(夏夜はゆっくりと過ぎていく)など、繊細なヒナギクの花畑を描いた作品を展示するほか、レコードを圧縮成形した柱状作品《Bonjour Monsieur Grzegorzki》やアンリ・マティスへのオマージュ作品《The Red Studio》も紹介する。 時間:11:00〜19:00/休廊日:日月祝/料金:無料/問合せ:03-6721-0687 [画像]会場の様子 >>グレゴール・ヒルデブラント「…それでも4月に桜は咲く」
2003年に始まり、夏至と冬至の夜に電気を消してスローな夜を過ごすこと呼びかけるムーブメント「100万人のキャンドルナイト」。23年目の開催となる本年は、ゲストを招き、100万人のキャンドルナイトのメッセージを伝えるプログラムやミニライブが行われる「キャンドルナイトトークステージ」のほか、野菜などの販売ブースやキッチンカーが出店する「Candle Night Marche」も実施される。 【キャンドルナイトトークステージ】時間:キャンドルナイトトーク 19:30〜、消灯セレモニー(消灯カウントダウン)19:45〜、ミニライブ 20:00〜【Candle Night Marche】時間:14:00〜21:00/料金:入場無料/問合せ:080-4084-7919 >>100万人のキャンドルナイト@増上寺 2025
ホセ・パルラの個展「Home Away from Home」が、KOTARO NUKAGA(六本木)とポーラ ミュージアム アネックス(銀座)の二会場で同時開催される。ニューヨークを拠点に国際的に活躍するパルラは、独特のカリグラフィーと幾層にも塗り重ねられた絵肌で都市の記憶や痕跡を表現し、言語やアイデンティティ、場所の概念を詩的に問いかける作品を制作している。KOTARO NUKAGAでは、日本での滞在や友人、アーティストとの交流を通じて得たインスピレーションを基にした新作絵画を展示。本展のために制作されたこれらの作品は、「友人たちへのオマージュであり、芸術の旅を豊かにしてくれた瞬間」であるとパルラは語る。またポーラ ミュージアム アネックスでは、窯元で制作した備前焼作品や日本のアーティストとのコラボレーション作品、さらに東京をテーマとしたラージスケールの新作を含む18点を展示する。 時間:11:00〜18:00/休廊日:日月祝/料金:無料/問合せ:03-6721-1180 >>ホセ・パルラ「Home Away from Home」
オノ・ヨーコ「A statue was here 一つの像がここにあった」
2025/6/10(Tue) - 7/5(Sat)
場所:小山登美夫ギャラリー六本木(六本木6-5-24 complex665 2F)
70年以上にわたるキャリアを通じて、アート界だけでなく社会にも多大な影響を与えてきたオノ・ヨーコ。インストラクション、オブジェ、映画、音楽、パフォーマンスからインスタレーションまで、オノの多様で革新的な表現は鑑賞者の想像力と行動を促し、詩的な美しさと日常の解放をもたらしてきた。現在でも、人間同士の関わりの重要性を強調する作品を制作し続けている。オノにとって小山登美夫ギャラリーでは9年ぶり4度目の個展となる本展では、スタジオ・ディレクターのコナー・モナハンがキュレーションを担当。オノの初期オブジェ作品の一部である、白と透明色を基調としたアクリルと既製品を組み合わせた「コンセプチュアル・オブジェクト」を展示するほか、同時開催の天王洲では、来場者の参加とパフォーマンスを促す「Wrapping Piece」「Draw Circle」を中心に展示する。 時間:11:00〜19:00/休廊日:日月祝/料金:無料/問合せ:03-6434-7225 >>オノ・ヨーコ「A statue was here 一つの像がここにあった」