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六本木ヒルズ・アークヒルズ・虎ノ門ヒルズ周辺のイベント情報をお届けします。

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週間予定当日の予定
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六本木クロッシング2025展:時間は過ぎ去る わたしたちは永遠
2025/12/3(Wed) - 2026/4/5(Sun)
場所:森美術館
森美術館が3年に一度、日本の現代アートシーンを総覧する定点観測的な展覧会として開催してきた「六本木クロッシング」。8回目となる本展では「時間」をテーマに、国籍を問わず日本で活動する、もしくは日本にルーツがあり海外で活動するアーティスト全21組を、絵画、彫刻、映像、工芸、手芸やZINE(ジン)、コミュニティプロジェクトなど多岐にわたって紹介。建築やデザインの領域を越え、国際的に高い注目を集めるA.A.Murakamiの没入型インスタレーションや、桑田卓郎の色彩鮮やかな大型の陶芸作品、自身の声や環境音を用いて作品を制作し、舞台作品なども手掛ける細井美裕の新作サウンド・ピースに加え、近年、国内外で高い評価を得ている沖潤子の抽象画のような刺繍作品など、多様で多彩な表現を一堂に紹介する。
時間:10:00〜22:00(火曜日、12月8日は17:00まで、12月30日は22:00まで)※入館は閉館30分前まで/休館日:会期中無休/料金:【専用オンラインサイト】[平日]一般 1,800円、高大生 1,300円、65歳以上 1,500円[土・日・休日]一般 2,000円、高大生 1,400円、65歳以上 1,700円【当日】[平日]一般 2,000円、高大生 1,400円、65歳以上 1,700円[土・日・休日]一般 2,200円、高大生 1,500円、65歳以上 1,900円/問合せ:050-5541-8600
[画像]A.A.Murakami《ニュー・スプリング》2017年 展示風景:「Studio Swine x COS, New Spring」ミラノサローネ2017
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六本木クロッシング2025展:時間は過ぎ去る わたしたちは永遠
六本木ヒルズ クリスマスマーケット2025
2025/11/22(Sat) - 12/25(Thu)
場所:六本木ヒルズ 大屋根プラザ
六本木ヒルズのクリスマスイベントの一環として、今年で19年目を迎えるクリスマスマーケット。伝統的なドイツのクリスマスアイテムを取り扱う「ケーテ・ウォルファルト」をはじめ、オーナメントやリースなど約2,000点のアイテムを揃える4つの物販店舗が出店するほか、クリューグワインやソーセージといった本格的なドイツ料理を提供する飲食店も含め、計10店舗が登場する。
時間:11:00〜21:00/料金:入場無料/問合せ:03-6406-6000
[画像]過去開催の様子
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六本木ヒルズ クリスマスマーケット2025
Roppongi Hills Christmas 2025
2025/11/4(Tue) - 12/25(Thu)
場所:六本木ヒルズ
六本木ヒルズ恒例のクリスマスイベントが今年も開催。幻想的な"SNOW&BLUE"のLED約80万灯の光が400mの坂道に連なる「けやき坂イルミネーション」や、66プラザにはカラフルなブーケをイメージしたイルミネーション「Luminous Bouquet」のほか、11月14日から開始される「毛利庭園イルミネーション」に加え、ウェストウォーク2階の南吹き抜けでは、純白の羽根をモチーフにした「Whirling Wish 「うずまく願い」」が登場。また、今年で19回目を迎える「六本木ヒルズ クリスマスマーケット」や、六本木ヒルズ展望台 東京シティビューでは「天空のクリスマス2025」も開催される。
【けやき坂イルミネーション「SNOW&BLUE」】時間:17:00〜23:00(初日は17:40頃点灯予定)【66プラザイルミネーション「Luminous Bouquet」】時間:17:00〜24:00(最終日は23:00まで)【毛利庭園イルミネーション】時間:17:00〜23:00(11月14日から)/料金:無料/問合せ:03-6406-6000
[画像]昨年の様子
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Roppongi Hills Christmas 2025
AZABUDAI HILLS CHRISTMAS 2025
2025/11/22(Sat) - 12/25(Thu)
場所:麻布台ヒルズ 中央広場
麻布台ヒルズで開催される「AZABUDAI HILLS CHRISTMAS 2025」。中央広場では「麻布台ヒルズ クリスマスマーケット 2025」が開催されるほか、麻布台ヒルズの街の地下を貫くセントラルウォークとタワープラザでは「麻布台ヒルズ クリスマスストリート」として、小さなキャラクター「くるり子」を展示。また、もみの木を特別販売する「もみの木shop」や、サンタクロースとのグリーティングも行われる。
【麻布台ヒルズ クリスマスマーケット 2025】時間:11:00〜21:00【サンタさんとのグリーティング】開催日:11月22日〜24日・29日・30日、12月20日・21日・25日(時間は不定期)【もみの木shop】開催日:11月22日〜12月6日/料金:入場無料/問合せ:03-6433-8100
[画像]昨年の様子
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AZABUDAI HILLS CHRISTMAS 2025
麻布台ヒルズ クリスマスマーケット 2025
2025/11/22(Sat) - 12/25(Thu)
場所:麻布台ヒルズ 中央広場
クリスマスグルメや雑貨を扱う全17店舗が出店する「麻布台ヒルズ クリスマスマーケット 2025」。世界的に有名なドイツのクリスマス用品専門店「ケーテ・ウォルファルト」が今年も出店するほか、リースやスワッグを販売する初出店の「SiKiTO」では、数量限定で麻布台ヒルズの植栽を取り入れた特別なブーケを販売。「Dining 33」では、たっぷりのラクレットチーズをかけて仕上げる「とろけるラクレットチーズと冬野菜&ソーセージのグリル」を提供するほか、「Minimal - Bean to Bar Chocolate -」では、苺にあたたかいチョコレートをかけた「チョコレートストロベリー」を本イベント限定で提供。昨年好評だった「German Christmas Stand」のプレッツェルが、専門店「BREZEL KING」として初出店し、日本・ドイツの食文化を掛けあわせたオリジナルメニューを提供する「CAFÉ & BAR B」も初出店する。
時間:11:00〜21:00/料金:入場無料/問合せ:03-6433-8100
[画像]昨年の様子
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麻布台ヒルズ クリスマスマーケット 2025
30周年記念展「ALL OF EVANGELION」
2025/11/14(Fri) - 2026/1/12(Mon)
場所:東京シティビュー
1995年にTVアニメが放送され、今年30周年を迎える『新世紀エヴァンゲリオン』。30周年を記念して開催される本展では、展望台からの景色を背景に、エントランスにエヴァンゲリオン初号機の大型フィギュアが登場。シリーズの原点であるTVアニメの設定や新劇場版シリーズの原画など、実際に放送された映像の制作資料を序章から第4章で紹介する。
時間:10:00〜22:00(入館は閉館の1時間前まで)/休館日:会期中無休/料金:【オンラインチケット】一般2,200円、高大生1,600円、4歳〜中学生1,000円、65歳以上1,900円【当日窓口チケット】一般2,400円、高大生1,700円、4歳〜中学生1,100円、65歳以上2,100円/問合せ:03-6406-6652
[画像]会場の様子
>>30周年記念展「ALL OF EVANGELION」
30周年記念展「ALL OF EVANGELION」
ARK Hills Christmas 2025
2025/11/11(Tue) - 12/25(Thu)
場所:アークヒルズ アーク・カラヤン広場
「音楽」をテーマに開催される「ARK Hills Christmas 2025」。間伐材オーナメントを飾ったクリスマスツリーや、音符や楽器をモチーフにした装飾のほか、期間中はクリスマスツリーフレームやキャンデーブーツ、リースを作るワークショップが登場。また、ヒルズマルシェや赤坂蚤の市もクリスマス仕様となって開催される。
時間:【イルミネーション】アークヒルズ 8:00〜23:30、アークヒルズサウスタワー 7:00〜25:00/問合せ:03-6406-6664
[画像]過去開催の様子
>>ARK Hills Christmas 2025
ARK Hills Christmas 2025
MIDTOWN CHRISTMAS 2025
2025/11/13(Thu) - 12/25(Thu)
場所:東京ミッドタウン
「Your Christmas Story」をコンセプトに、東京ミッドタウンで開催される「MIDTOWN CHRISTMAS 2025」。昨年に引き続き、幻想的なシャボン玉と雪の演出が楽しめる「CHRISTMAS GARDEN LIGHTS」や、ゴールドの光が街の木々を彩るツリーイルミネーション「光の散歩道」のほか、サンタクロースのオーナメント約1,600体で飾られた「サンタツリー」も登場。またスペシャルイベントとして、自分だけのクリスマススワッグを作成できる「MIDTOWN CHRISTMAS WORKSHOP」やプロの演奏家による「CHRISTMAS ENSEMBLE」が開催されるほか、「クリスマスマルシェ」も行われる。
時間:【CHRISTMAS GARDEN LIGHTS】17:00〜23:00(演出時間約3分)※しゃぼん玉演出:3分に1回、雪演出:12分に1回【光の散歩道】11月13日〜2月23日 17:00〜23:00(17:00点灯時・23:00消灯時、毎時00分ごとに調光演出あり)【EMOTION PALETTE TREE】17:00〜23:00【サンタツリー】11:00〜23:00【MIDTOWN CHRISTMAS WORKSHOP】11月22日・23日 11:30〜12:15、14:00〜14:45、15:30〜16:15(各回約45分)【CHRISTMAS ENSEMBLE】12月6日・7日 15:00〜15:30、17:00〜17:30、19:00〜19:30(各回約30分)【クリスマスマルシェ&館内装飾】11:00〜21:00(12月20日〜25日は22:00まで)/料金:無料/問合せ:03-3475-3100
[画像]会場の様子
>>MIDTOWN CHRISTMAS 2025
MIDTOWN CHRISTMAS 2025
描く人、安彦良和
2025/11/18(Tue) - 2026/2/1(Sun)
場所:渋谷区立松濤美術館(渋谷区松濤2-14-14)
アニメーションと漫画の両分野で半世紀以上にわたり活躍してきた、安彦良和。『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザインとアニメーションディレクターとして知られる安彦は、アニメ監督、歴史漫画家としても多彩な才能を発揮し、日本のポップカルチャーの礎を築いてきた。安彦の創作活動を総覧する初の本格的回顧展となる本展では、初公開のものを含むアニメ制作の貴重な資料、カラーイラスト、デビュー当初から最新作までの漫画原稿など、約50年間にわたる創作の数々を紹介する。
時間:10:00〜18:00(金曜日は20:00まで)※入場は閉館の30分前まで/休館日:月曜日(ただし11月24日、1月12日は開館)、11月25日、12月23日、12月29日〜1月3日、1月13日/料金:一般1,000円、大学生800円、高校生・60歳以上500円、小中生100円/問合せ:03-3465-9421
[画像]『機動戦士ガンダム』(劇場版)宣伝ポスター用イラスト原画 1981年 ©創通・サンライズ
>>描く人、安彦良和
描く人、安彦良和
特別展「大絶滅展―生命史のビッグファイブ」
2025/11/1(Sat) - 2026/2/23(Mon)
場所:国立科学博物館(台東区上野公園7-20)
生命が誕生してから40億年、地球上の生命は、地球外からの小惑星の衝突や火山などの地球内部の活動により、幾度もの絶滅の危機にさらされてきた。通常の「絶滅」は、100万年ごとに10%程度の種が絶滅すると考えられているが、短期間に75%以上もの分類群が絶滅したとされる現象(=大量絶滅)が過去に何度も起こっている。そのうち最も大きな5回の絶滅現象が「ビッグファイブ」であるが、それ以前と以降の生命の世界が大きく変わったため、「ビッグファイブ」が次の新しい世界へと繋がる大きな原動力になったという考え方もある。国立科学博物館で初の「ビッグファイブ」に焦点をあてた特別展となる本展は、各種の古生物や火山、古気候・古海洋などを専門とする国立科学博物館の研究者10名による監修で、さまざまな角度から5回の大量絶滅の謎に迫る。
時間:9:00〜17:00(入館は閉館30分前まで)/休館日:月曜日(ただし、11月3日・24日、1月12日、2月16日・23日は開館)、11月4日・25日、12月28日〜1月1日・13日/料金:一般・大学生2,300円、小中高生600円/問合せ:050-5541-8600
[画像]ステラーダイカイギュウ 更新世〜1768年/ジュゴン科/国立科学博物館 復元画©かわさきしゅんいち
>>特別展「大絶滅展―生命史のビッグファイブ」
特別展「大絶滅展―生命史のビッグファイブ」
特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」
2025/9/9(Tue) - 11/30(Sun)
場所:東京国立博物館(台東区上野公園13-9)
奈良・興福寺北円堂は、本尊の国宝 弥勒如来坐像と、両脇に配される国宝 無著・世親菩薩立像を安置する空間であり、いずれも鎌倉時代を代表する仏師・運慶晩年の傑作として高く評価されている。運慶作の仏像が創建当時の配置で伝わる稀有な例である北円堂は通常は非公開であるが今回、修理の完成を機に、弥勒如来坐像が約60年ぶりに寺外で公開される運びとなった。本展では、弥勒如来坐像、無著・世親菩薩立像に加え、かつて北円堂に安置されていた可能性が高い国宝 四天王立像を合わせた七軀を一堂に展示する。
時間:9:30〜17:00(入館は閉館の30分前まで)/休館日:9月29日、10月6日・14日・20日・27日、11月4日・10日・17日・25日/料金:一般1,700円、大学生900円、高校生600円/問合せ:050-5541-8600
[画像]国宝 弥勒如来坐像(部分)運慶作 鎌倉時代・建暦2年(1212)頃 奈良・興福寺蔵 北円堂安置 撮影:佐々木香輔
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特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」
小林徳三郎
2025/11/22(Sat) - 2026/1/18(Sun)
場所:東京ステーションギャラリー(千代田区丸の内1-9-1)
日本近代洋画の改革期に活躍した画家、小林徳三郎。東京美術学校(現在の東京藝術大学)卒業後、フュウザン会に参加し、若き芸術家たちと切磋琢磨した小林は、油彩と水彩だけでなく木版やエッチングにも取り組み、画風は細やかなタッチから、ラフなものへ展開した。本展では、油彩、水彩、木版画、舞台美術のデザイン案、出版物の原画など、約300点に及ぶ作品と資料を紹介。また、関わりが特に深かった眞田久吉、萬鐵五郎、木村荘八、硲伊之助の作品も展示される。
時間:10:00〜18:00(金曜日は20:00まで)※入館は閉館30分前まで/休館日:月曜日(ただし11月24日、1月12日は開館)、11月25日、12月29日〜1月2日/料金:一般1,300円、高大生1,100円/問合せ:03-3212-2485
[画像]《鰯》1925年頃 碧南市藤井達吉現代美術館
>>小林徳三郎
小林徳三郎
時代のプリズム:日本で生まれた美術表現 1989-2010
2025/9/3(Wed) - 12/8(Mon)
場所:国立新美術館
1989年から2010年にかけて、日本では冷戦終結とグローバル化の進展を背景に、多様な美術表現が生まれた。この時期、人や物の往来が活発化し、国際的な対話が促進されたことで、新たな批評性やテーマをもつ作品が登場している。香港のM+と協働し、50名以上の国内外アーティストの活動を検証する構成となっている本展では、1980年代初頭の国際化の胎動を示す「プロローグ」に続き、1989年を転換点とする「イントロダクション」では時代の変化を映す表現を紹介。さらに、戦争や戦後の記憶を探求する「過去という亡霊」、アイデンティティやジェンダーを問う「自己と他者と」、コミュニティとの関わりを探る「コミュニティの持つ未来」という三章を通じ、実験的な挑戦を多角的に示す。
時間:10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで)※入館は閉館30分前まで/休館日:火曜日(ただし9月23日は開館)、9月24日/料金:一般2,000円、大学生1,000円、高校生500円/問合せ:050-5541-8600
[画像]小沢剛《ベジタブル・ウェポン−さんまのつみれ鍋/東京》 2001年 Cプリント 113.0×156.0cm 国立国際美術館蔵 © Tsuyoshi Ozawa
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時代のプリズム:日本で生まれた美術表現 1989-2010
慶應義塾ミュージアム・コモンズ×飯沼観音圓福寺 嵯峨本の誘惑:豪華活字本にみた夢
2025/9/30(Tue) - 11/28(Fri)
場所:慶應義塾ミュージアム・コモンズ(三田2-15-45)
色鮮やかな料紙、きらきら光る地模様、斬新な挿絵に端麗な活字を伴わせるなど、日本の出版史上最も美しい書物とも称される「嵯峨本」。京都・嵯峨の豪商、角倉素庵によって刊行されたと考えられているこの書物群は、古典文学の世界をきらびやかに描き出している。本展は、世界有数の嵯峨本の所蔵数を誇る、千葉県銚子市・飯沼観音圓福寺の多彩なコレクションを中心に展開。また、慶應義塾が所蔵する貴重な蔵書も加え、その美しさや面白さ、いまだに謎多き嵯峨本をめぐる研究の最前線を紹介する。
時間:11:00〜18:00/休館日:土曜日(ただし10月4日、11月15日は開館)、日曜日、祝日、10月6日、11月17日/料金:無料/問合せ:03-5427-2021
[画像]『徒然草』〔慶長〕刊、嵯峨本第1種本、2巻存上1冊
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慶應義塾ミュージアム・コモンズ×飯沼観音圓福寺 嵯峨本の誘惑:豪華活字本にみた夢
企画展 もてなす美―能と茶のつどい
2025/11/22(Sat) - 12/21(Sun)
場所:泉屋博古館東京(六本木1-5-1)
住友家歴代の当主たちは、教養として能楽や茶の湯などをたしなむとともに、自ら能や茶の会を主催し、客人をもてなすことでさまざまな交流関係を築いてきた。特に能を好んでいた15代当主・住友吉左衞門友純(号・春翠)は、住友家に伝わる能関係の諸道具の多くを収集し、そのコレクション形成には能楽師・大西亮太郎が大きく寄与した。本展では、住友家歴代当主が築いてきた“もてなし”の文化に焦点を当て、能楽と茶の湯という日本の伝統文化を通じて、客人を迎える心と美意識がどのように育まれてきたのかを、貴重なコレクションとともに紹介する。
時間:11:00〜18:00(金曜日は19:00まで)※入館は閉館30分前まで/休館日:月曜日(11月24日は開館)、11月25日/料金:一般1,200円、高大生600円/問合せ:050-5541-8600
[画像]紫地鉄線唐草模様長絹 江戸時代・19世紀 泉屋博古館東京
>>企画展 もてなす美―能と茶のつどい
企画展 もてなす美―能と茶のつどい
永遠なる瞬間 ヴァン クリーフ&アーペル ── ハイジュエリーが語るアール・デコ
2025/9/27(Sat) - 2026/1/18(Sun)
場所:東京都庭園美術館(白金台5-21-9)
ヴァン クリーフ&アーペルのハイジュエリー作品を通して、「現代装飾美術・産業美術国際博覧会(通称 アール・デコ博覧会)」の100周年を記念して開催される本展。ヴァン クリーフ&アーペルは、《絡み合う花々、赤と白のローズ ブレスレット》(1924年)を含む作品で、アール・デコ博覧会の宝飾部門においてグランプリを受賞。また、このアール・デコ博覧会は、朝香宮邸(現・東京都庭園美術館)の設計や室内装飾に大きな影響を与えた。本展では、ヴァン クリーフ&アーペルのパトリモニー コレクションを中心とした、歴史的価値が認められた作品を厳選して紹介する。
時間:10:00〜18:00(11月21日・22日・28日・29日、12月5日・6日は20:00まで)※入館は閉館30分前まで/休館日:月曜日(ただし10月13日、11月3日・24日、1月12日は開館)、10月14日、11月4日・25日、12月28日〜1月4日、1月13日/料金:一般1,400円、大学・専門学生1,120円、中高生・65歳以上700円(日時指定予約制)/問合せ:050-5541-8600
[画像]絡み合う花々、赤と白のローズ ブレスレット 1924年 プラチナ、エメラルド、ルビー、オニキス、イエローダイヤモンド、ダイヤモンド ヴァン クリーフ&アーペル コレクション © Van Cleef & Arpels
>>永遠なる瞬間 ヴァン クリーフ&アーペル ── ハイジュエリーが語るアール・デコ
永遠なる瞬間 ヴァン クリーフ&アーペル ── ハイジュエリーが語るアール・デコ
つぐ minä perhonen
2025/11/22(Sat) - 2026/2/1(Sun)
場所:世田谷美術館(世田谷区砧公園1-2)
デザイナー・皆川 明により創設された「minä perhonen(ミナ ペルホネン)」。ブランドの創設から30年にわたり、手仕事や職人との協業を大切にしながら、暮らしのなかに永く息づき時を重ねて深みを増すデザインを積み重ねてきた。本展では、その“運動”ともいえるものづくりのありかたを、「つぐ」という言葉が内包する多様な意味を通じて紹介。洋服やプロダクトのほか、オリジナルのテキスタイルやそれらの原画などにより、100年先へと歩みを進める仕事と思想に触れる。
時間:10:00〜18:00(入館は閉館30分前まで)/休館日:月曜日(ただし11月24日、1月12日は開館)、11月25日、12月29日〜1月3日、1月13日/料金:一般1,700円、高大生800円、小中生500円、65歳以上1,400円/問合せ:050-5541-8600
[画像]“surplus” 2003-04a/w
>>つぐ minä perhonen
つぐ minä perhonen
【特別展】日本画聖地巡礼2025−速水御舟、東山魁夷から山口晃まで−
2025/10/4(Sat) - 11/30(Sun)
場所:山種美術館(渋谷区広尾3-12-36)
映画、小説、漫画やアニメなどの舞台になった場所を訪れる「聖地巡礼」。2023年、好評を博した「日本画聖地巡礼」展の第2弾が山種美術館で開催される。青森県・奥入瀬渓流の秋を捉えた奥田元宋《奥入瀬(秋)》、京都府・椿寺地蔵院の五色八重散椿を取り上げた速水御舟《名樹散椿》【重要文化財】、定宿から見える京都の町家の光景を表した東山魁夷《年暮る》など、実際の場所を題材とした日本画の名作を紹介。また、山種美術館の所蔵品となって以来、初めての展示となる、皇居を中心に、東京を俯瞰する視点で描き出した山口晃《東京圖1・0・4輪之段》をはじめ、今回新たに選んだ作品も多数登場するほか、中国・蘇州の水郷をみずみずしい筆致で表した竹内栖鳳《城外風薫》や、霧に包まれたイギリス・ロンドンのタワーブリッジを捉えた平山郁夫《ロンドン霧のタワァ・ブリッジ》、晴天の下に立つエジプトのピラミッドを描いた千住博《ピラミッド「遺跡」》など、世界の「聖地」もあわせて紹介する。
時間:10:00〜17:00(入館は閉館30分前まで)/休館日:月曜日(ただし10月13日、11月3日・24日は開館)、10月14日、11月4日・25日/料金:一般 1,400円、高大生 1,100円/問合せ:050-5541-8600
[画像]山口晃《東京圖 1・0・4輪之段》 2018-25(平成30-令和7)年 カンヴァス・彩色 山種美術館 撮影:宮島径 ©YAMAGUCHI Akira, Courtesy of Mizuma Art Gallery
>>【特別展】日本画聖地巡礼2025−速水御舟、東山魁夷から山口晃まで−
【特別展】日本画聖地巡礼2025−速水御舟、東山魁夷から山口晃まで−
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)開催記念 修理後大公開! 静嘉堂の重文・国宝・未来の国宝
2025/10/4(Sat) - 12/21(Sun)
場所:静嘉堂文庫美術館(千代田区丸の内2-1-1 明治生命館1F)
大阪・関西万博にちなみ、20世紀初頭の博覧会に出品した岩ア家(静嘉堂)所蔵の琳派や肉筆浮世絵、近代絵画などを皮切りに、国宝3件、重要文化財17件、重要美術品、そして菊池容斎の巨大絵をはじめとする未来の国宝と評判の作品たちを、4章構成で紹介する本展。第1章では、静嘉堂を創設した岩ア家と博覧会の関わりに焦点を当て、1900年のパリ万博から1970年の大阪万博まで、岩ア彌之助・小彌太父子が出品した琳派、浮世絵、工芸品などを紹介。続く第2章では、中国宋・元の文人画や室町時代の水墨画など、修理後初公開となる重要文化財10件が並び、詩書画が一体となった東洋絵画が、第3章では、幕末から明治期にかけて活躍した菊池容斎の巨大掛軸が登場。そして第4章では、静嘉堂が誇る国宝を展示。南宋時代の《曜変天目(稲葉天目)》や《風雨山水図》(後期展示)、元代の文人・趙孟頫による《与中峰明本尺牘》など、東洋美術の粋が集結する。
時間:10:00〜17:00(第4水曜日は20:00まで、12月19日・20日は19:00まで)※入館は閉館30分前まで/休館日:月曜日(ただし10月13日、11月3日・24日は開館)、10月14日、11月4日・25日/料金:一般 1,500円、高大生1,000円/問合せ:050-5541-8600
[画像]菊池容斎「呂后斬戚夫人図」 天保14年(1643)静嘉堂文庫美術館蔵 前期10/4(土)〜11/9(日)
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2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)開催記念 修理後大公開! 静嘉堂の重文・国宝・未来の国宝
中風森滋「歩く赤るみの女王」
2025/11/21(Fri) - 12/7(Sun)
場所:六本木ヒルズA/Dギャラリー
重なり合う線とキャラクターを通して、人の内面に潜む感情の揺らぎを描き出すアーティスト、中風森滋。落書きのように始まる線の集積は、次第に形を成し、どこか不完全で不安定な存在としてキャンバス上に現れる。本展では、中風がこれまで追い続けてきた「描くことの内的必然」と「線の呼吸」が、より深い層へと進化を遂げている作品を紹介する。
時間:12:00〜20:00/料金:無料/問合せ:03-6406-6875
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中風森滋「歩く赤るみの女王」
マリーナ・タバサム・アーキテクツ展:People Place Poiesis
2025/11/21(Fri) - 2026/2/15(Sun)
場所:TOTOギャラリー・間(南青山1-24-3 TOTO乃木坂ビル3F)
バングラデシュのダッカを拠点に活動する「マリーナ・タバサム・アーキテクツ(MTA)」を率いる、建築家マリーナ・タバサム。気候や文化、伝統に根差した建築を手がけるだけでなく、自然災害や貧困等で苦しむ人々への支援に取り組んできた。本展では、「人々」「土地」、創作や詩作を意味する「ポイエーシス」をテーマに、タバサムたちの作品と活動を、模型や映像、インスタレーション等で紹介。また、中庭にはバングラデシュから輸送し立ち上げられるMTAオリジナルの「クディ・バリ」とともに、日本の素材と技術で翻案した「日本版クディ・バリ」を、京都の里山で実践を行う建築家の森田一弥氏と京都府立大学森田研究室協力のもと新たに制作し展示する。
時間:11:00〜18:00/休館日:月曜日・祝日(ただし11月23日は開館)、12月29日〜1月7日/料金:無料/問合せ:03-3402-1010
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マリーナ・タバサム・アーキテクツ展:People Place Poiesis
マチュピチュ展
2025/11/22(Sat) - 2026/3/1(Sun)
場所:森アーツセンターギャラリー
2012年の「インカ帝国展」以来、国内では13年ぶりとなるマチュピチュ関連の巡回展である「マチュピチュ展」が森アーツセンターギャラリーで開催。ペルー政府公認であり、アジアでは初開催となる本展では、ペルーの首都・リマにあり、世界的にも有名な考古学博物館「ラルコ博物館」より、王族の墓から出土した黄金の装飾品や神殿儀式で用いられた祭具など、初めてペルー国外に貸し出されるもの含んだ貴重な文化財約130点を展示する。
時間:[日〜木、12月29日〜1月4日]10:00〜19:00[金・土曜日、祝前日]10:00〜20:00(入場は閉館時間の1時間前まで)/休館日:会期中無休/料金:[平日]一般2,800円、中高生1,900円、小学生1,300円[土・日曜日、祝日、12月29日〜31日、1月2日]一般2,900円、中高生2,000円、小学生1,400円 ※日時指定制
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ヒルズマルシェ in ARK HILLS 〜クリスマスマルシェ〜
2025/11/15(Sat) - 12/20(Sat)
場所:アークヒルズ アーク・カラヤン広場
毎週土曜日に行われているヒルズマルシェが、11月15日〜12月20日までクリスマス仕様で開催。旬の食材だけでなく、珍しいお酒やスイーツ、雑貨など、クリスマスシーズンをさらに楽しくするアイテムが登場するほか、クリスマスツリーフレームやキャンデーブーツ作りなどのワークショップのほか、12月6日にはクリスマスコンサートも開催される。
【ヒルズマルシェ in ARK HILLS 〜クリスマスマルシェ〜】日時:毎週土曜日10:00〜14:00 (小雨決行、荒天中止)【クリスマスコンサート】時間:10:30〜11:00、12:10〜12:40/料金:入場無料/問合せ:03-6406-6619
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TORANOMON HILLS CHRISTMAS 2025
2025/11/22(Sat) - 12/25(Thu)
場所:虎ノ門ヒルズ各棟
虎ノ門ヒルズで開催される「TORANOMON HILLS CHRISTMAS 2025」。ステーションタワーB2階のステーションアトリウムには、「食」をテーマに新たな感覚体験を生み出すアーティスト・諏訪綾子が手掛けるクリスマスインスタレーションを展開。“森をあじわうTASTE in the woods“をテーマに、10種類を超える生の針葉樹で構成されたクリスマスの“森”が出現し、生木ならではの生命力を五感で“あじわう”クリスマス空間が登場する。また、虎ノ門ヒルズ ビジネスタワーや森タワーにもクリスマス装飾が施される。
問合せ:03-6406-6192
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トミエ・オオタケ展 / マリーナ・ペレス・シマオ展
2025/11/4(Tue) - 2026/2/11(Wed)
場所:Pace ギャラリー(麻布台ヒルズガーデンプラザA 1-2F)
日系ブラジル人アーティストのトミエ・オオタケと、ブラジル人アーティスト、マリーナ・ペレス・シマオ。伝統、抽象、想像上の理解を越えた風景の造形といった点で世代を超えてつながる、両アーティストの個展が、Pace ギャラリーで同時開催される。日系ブラジル人アーティストの先駆者であるオオタケは京都で生まれ、1936年にブラジルへ移住後、抽象芸術への斬新なアプローチで同地の近代美術を刷新。その後、1968年にブラジル国籍取得した。本展では、絵画、版画、彫刻などを通じてその作品世界を紹介する。また、そのオオタケからも影響を受けたというシマオは、鮮やかで詩情豊かな油彩、水彩、版画で知られている。シマオの日本初個展となる本展では、風景に着想した新作群を紹介する。
時間:11:00〜20:00(19:00〜20:00、日曜日の18:00〜20:00はアポイントメント制)/休廊日:月曜日/料金:無料/問合せ:03-6681-9400
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東京ミッドタウン・デザインハブ第117回企画展「植える WELL-BEING ~OUR TOOLS & METHODS FOR WELL-BEING~」
2025/12/1(Mon) - 2026/1/12(Mon)
場所:東京ミッドタウン・デザインハブ
近年、さまざまな場面で浸透しつつある「WELL-BEING」という言葉は、「心身の健やかさ」だけでなく「よりよく生きるための感覚」を捉えており、デザインはその感覚をかたちにしていくために大切な役割を担っている。多摩美術大学が2024年から展開している学科横断型の研究活動「TAMA DESIGN UNIVERSITY」の活動を紹介する本展では、教育の根底にある“未来への種を「植える」”という営みと、そこから形作られる未来の姿を見つめる。また、「WELL-BEINGを育むための知恵と工夫とは」という問いを出発点に、デザイナーやアーティストをはじめ、料理人や医師、漁師など、多様な分野で活動する人々の豊かな知恵や工夫を紹介する。
時間:11:00〜19:00/休館日:12月27日〜1月5日/料金:無料/問合せ:03-6743-3776
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Yunth MIDTOWN ICE RINK
2025/11/21(Fri) - 2026/2/23(Mon)
場所:東京ミッドタウン 芝生広場
都内最大級の屋外アイススケートリンクが、今年も東京ミッドタウンに登場。今年は、スキンケアブランド Yunthとのコラボレーションにより開催される。昼は澄み渡る冬空の下で、夜はライトアップに包まれた中でスケートを楽しんでみては?
時間:11:00〜21:00(最終入場は20:00まで)/休業日:1月1日/料金:[11月21日〜12月12日、1月5日〜2月23日]高校生以上2,000円、中学生以下1,400円[12月13日〜1月4日]高校生以上2,300円、中学生以下1,700円、貸靴料一人500円、ヘルメット無料、付添料(入場料)300円、ソリ貸出料500円/20分、手袋・靴下 各300円、ロッカー100円〜/問合せ:03-3475-3100
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東京ビエンナーレ2025
2025/10/17(Fri) - 12/14(Sun)
場所:都内各所
2年に1度の国際芸術祭、「東京ビエンナーレ2025」。3回目の開催となる今回は、「いっしょに散歩しませんか?」をテーマに、千代田区、中央区、文京区、台東区にある複数の施設や公共空間で開催。エトワール海渡リビング館、東叡山 寛永寺の2つの拠点展示会場(有料)を中心に、それぞれの歴史や文化を持つ6エリア(無料)で、38組のアーティストが作品が登場。上野・御徒町エリアでは、黒川岳、小瀬村真美、鈴木昭男、藤原信幸、森淳一が、水道橋エリアでは、Hogalee、村山悟郎が、神田・秋葉原エリアでは、秋山珠里、鈴木昭男、Tenthaus Art Collective and the OVEN Networkが、大手町・丸の内・有楽町エリアでは、大内風、佐藤直樹が、日本橋・馬喰町エリアでは、エトワール海渡リビング館の展示に加え、「スキマプロジェクト」、写真プロジェクト「Tokyo Perspective」、海外アーティスト公募プロジェクト「SOCIAL DIVE」が、八重洲・京橋エリアでは、鈴木昭男、与那覇俊が、それぞれ作品を展開する。
時間:各会場によって異なる/料金:【2会場共通チケット(エトワール海渡リビング館、東叡山 寛永寺)】一般3,000円、大学・専門学生1,800円【会場別チケット】[エトワール海渡リビング館]一般2,200円、大学・専門学生1,500円[東叡山 寛永寺]一般1,200円、大学・専門学生500円/問合せ:03-5809-1653
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村松英俊「Return to Stone」
2025/11/21(Fri) - 2026/1/12(Mon)
場所:art cruise gallery by baycrew’s(虎ノ門ヒルズ ステーションタワー3F SELECT BY BAYCREW’S内)
モノや道具など既製品の一部分を大理石などの石に置き換え、モノの一部が石化した、あるいは石がモノの形に物化したイメージの作品を制作している村松英俊。本展では、『Return to Stone』──“すべての起源は石にある”という思考のもと、モノが再び石へと還る、その循環を見つめる作品を紹介する。
時間:11:00〜20:00(入場は閉館の30分前まで)/休廊日:不定休/料金:無料
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三瓶玲奈 Between Dimensions
2025/11/1(Sat) - 12/13(Sat)
場所:Yutaka Kikutake Gallery Roppongi(六本木6-6-9 ピラミデ2F)
線や色、光などを通して知覚とイメージの関係を探究してきた三瓶玲奈。タイトル〈Between Dimensions〉は、三次元から二次元への移行過程における現象や差異を抽象表現として構築する意識を示している。「抽象」という新たな視座をもとに絵画の構造を問い直す本展では、重力、光、そして距離感といった新たな主題を軸にした新作を中心に紹介する。
時間:12:00〜19:00(11月5日〜9日は10:00〜18:00)/休廊日:日・月曜日、祝日/料金:無料/問合せ:03-6447-0500
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港区立郷土歴史館令和7年度特別展「暮らしの中のお菓子展」
2025/10/18(Sat) - 12/14(Sun)
場所:港区立郷土歴史館(白金台4-6-2 ゆかしの杜内)
形も味も多種多様で人びとの目や舌を楽しませている「菓子」。古くは上流階級の食事や神饌とされていたが、時代とともに点心や南蛮菓子などの影響を受け庶民にも広がった。明治時代には洋菓子が普及し、機械化によって菓子が大量生産されるようになると、より多くの人びとが菓子を楽しめるようになった。本展では、日本における菓子のはじまりから現在にいたるまでの移り変わりのほか、年中行事や祭礼の様子を描いた浮世絵、菓子型下絵帳、菓子の木型などから行事食として作られる菓子や季節の風物を表現した菓子を紹介。また、江戸時代の買物案内書や明治時代以降の広告などから、港区域の菓子店の変遷を追い、人びとの暮らしと菓子との関わりを探る。
時間:9:00〜17:00(土曜日は20:00まで)※入館は閉館30分前まで/休館日:11月20日/料金:[特別展のみ]大人400円、小中高生200円[常設展のみ]大人300円、小中高生100円[セット券]一般600円、小中高生200円/問合せ:03-6450-2107
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企画展「人々を援(たす)け寄り添う神や仏−道釈人物画の世界」
2025/11/22(Sat) - 2026/1/18(Sun)
場所:大倉集古館(虎ノ門2-10-3 The Okura Tokyo前)
お正月や端午の節句などに登場する、七福神や鍾馗などの神や仏は、寺や神社の奥深くにいるのではなく、人々の暮らしに溶け込みながら存在している。江戸時代から昭和の初め頃には、掛軸や節句人形、瓦人形などに表現され、人々の願いに応えてた。本展では、七福神や鍾馗などの民間信仰の神とともに、道教や仏教の神仏や人物を描いた「道釈人物画」を取り上げ、人間のそばに寄り添い、邪悪を払い、願いを叶え、ある時には生きる姿勢を示してくれた神や仏の姿を紹介する。
時間:10:00〜17:00(入館は閉館30分前まで)/休館日:月曜日(ただし11月24日、1月12日は開館)、11月25日、12月29日〜12月31日、1月13日/料金:一般1,000円、高大生800円/問合せ:03-5575-5711
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企画展「デザインの先生」
2025/11/21(Fri) - 2026/3/8(Sun)
場所:21_21 DESIGN SIGHT(赤坂9-7-6)
展覧会ディレクターに、デザインジャーナリストの川上典李子と、キュレーター・ライターの田代かおるを迎え開催される本展。ブルーノ・ムナーリ、マックス・ビル、アキッレ・カスティリオーニ、オトル・アイヒャー、エンツォ・マーリ、ディーター・ラムスの6名にフォーカスし、彼らを「デザインの先生」として紹介するほか、マックス・ビルやオトル・アイヒャーに学び生涯にわたって親交を深め、日本におけるデザイン学の礎を築いた向井周太郎の視点にも触れる。
時間:10:00〜19:00(入場は閉館30分前まで)/休館日:火曜日、12月27日〜1月3日/料金:一般1,600円、大学生800円、高校生 500円/問合せ:03-3475-2121
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ホンマタカシ「2025年のホンマタカシ」
2025/11/21(Fri) - 12/21(Sun)
場所:TARO NASU(六本木6-6-9 ピラミデ3F)
アーティスト、コマーシャルフォトグラファーとして多岐にわたり活躍し続けてきたホンマタカシ。写真や映像だけでなく、著述業や音楽プロジェクトも、ホンマの創作活動において重要な位置を占めている。本展では、このようなホンマの多面体的な本質をとらえるため、2025年にホンマが携わった仕事を一堂に紹介する。
時間:11:00〜19:00/休廊日:日・月曜日、祝日/料金:無料/問合せ:03-5786-6900
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ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧
2025/9/17(Wed) - 12/15(Mon)
場所:国立新美術館
日本におけるブルガリの展覧会としては10年ぶり、過去最大のスケールでの開催となる本展。ハイジュエリー、ブルガリ・ヘリテージ・コレクションのクリエーション、ララ・ファヴァレット、森万里子、中山晃子による色彩についての考察に基づく現代アート作品、ブルガリ・ヒストリカル・アーカイブからの貴重な資料を展示するほか、没入型のインスタレーションも展開される。
時間:10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで)※入館は閉館30分前まで/休館日:火曜日(ただし9月23日は開館)、9月24日/料金:一般2,300円、大学生1,000円、高校生500円/問合せ:050-5541-8600
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フジフイルム スクエア 写真歴史博物館 企画写真展 動画の原点『アニマル・ロコモーション』「連続写真に取り憑かれた男 エドワード・マイブリッジ」
2025/10/1(Wed) - 12/26(Fri)
場所:フジフイルム スクエア 写真歴史博物館(赤坂9-7-31 東京ミッドタウン1F)
映画や動画、アニメーションの先駆者として視覚芸術の歴史において最も偉大な写真家の一人とされている、エドワード・マイブリッジ。1872年、リーランド・スタンフォードの依頼で走る馬の撮影実験を始め、1877年には馬が宙に浮く一瞬の撮影に成功。翌年には疾走する馬の連続写真を完成させ、欧米で大きな反響を呼んだ。さらに1879年には写真を連続的に投映する装置「ズープラクシスコープ」を発明し、後の映写技術にも影響を与えた。動物や人間の動きを記録した781組の連続写真を収める大規模な写真集である『アニマル・ロコモーション』はマイブリッジの代表作であり、馬の歩容、犬やラクダの運動、鳥類の飛翔、人間の日常的な動作まで網羅され、運動の解析を写真で追究した成果が集約されている。本展では、富士フイルム株式会社所蔵の『アニマル・ロコモーション』から21組のフォトグラヴィア作品を紹介するほか、『The Horse in Motion』やエティエンヌ=ジュール・マレーの『Le Vol Des Oiseaux』といった関連資料もあわせて展示する。
時間:10:00〜19:00(最終日は16:00まで)※入館は閉館10分前まで/休館日:会期中無休/料金:無料/問合せ:03-6271-3350
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サイトウマコト「みえるもの」
2025/11/5(Wed) - 12/13(Sat)
場所:タカ・イシイギャラリー 六本木(六本木6-5-24 complex665 3F)
人間の内面に潜む狂気を可視化するポートレート作品で知られる、サイトウマコト。ルシアン・フロイドやフランシス・ベーコン、アントナン・アルトーらの顔を題材に、コンピューター上で解体・再構成した網点状の設計図を、膨大な時間をかけて絵筆で描き出し、デジタルデータが肉体を得るようなその手法は、独自の存在感を放っている。本展では、デジタル上での解体と再構成の過程において収集され、多数のポートレートのデータの断片を組み合わせることで制作された新作を発表する。
時間:12:00〜19:00/休廊日:日・月曜日、祝日/料金:無料/問合せ:03-6434-7010
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NEGORO 根来 ─ 赤と黒のうるし
2025/11/22(Sat) - 2026/1/12(Mon)
場所:サントリー美術館(赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3F)
中世に大寺院として栄華を極めた根來寺。根來寺で作られた質の高い朱漆器は「根来塗」と呼ばれ特別視されており、江戸時代以降には「根来」の名で呼ばれるようになる。本展では、根來寺が繁栄を極めた中世の漆工品を中心に、その前後の年紀を有する品や伝来の確かな名品・名宝を一堂に紹介する。
時間:10:00〜18:00(金曜日、1月10日は20:00まで)※入館は閉館30分前まで/休館日:火曜日(ただし1月16日は開館)、12月30日〜1月1日/料金:一般1,800円、大学生1,200円、高校生1,000円/問合せ:03-3479-8600
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LEE Bae The in-between
2025/11/5(Wed) - 12/27(Sat)
場所:ペロタン東京(六本木6-6-9 ピラミデビル1F)
パリとソウルを拠点に活動する、リー・ベー。ドローイング、絵画、彫刻、インスタレーションの境界を繊細に曖昧にしながら、抽象的な美学を多様な領域で発展、色彩の枠を超えた黒に、実在的な深みと強度を与える作品を制作している。本展では、墨筆の運びをもとにブロンズで起こした彫刻作品シリーズ《Brushstrokes》を展開する。
時間:11:00〜19:00/休廊日:日・月曜日、祝日/料金:無料/問合せ:03-6721-0687
>>LEE Bae The in-between

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