東京では30年ぶりとなるジョエル・シャピロの個展がPace ギャラリーで開催される。本展では、1975年から現在までの約50年間にわたる彫刻作品を上下2フロアにわたり展示。色彩、形態、動き、空間の探求を紹介する。1階には2012〜2024年制作の小型ブロンズ彫刻が、2階では年代順に、1970年代の幾何学的形状の初期作品から、青いブロンズ作品を含む具象的な彫刻、さらに新作の彩色木製彫刻へと移り変わる過程が展示される。 時間:11:00〜20:00(19:00〜20:00、日曜の18:00〜20:00はアポイントメント制)/休廊日:月曜/料金:無料/問合せ:03-6681-9400 [画像]会場の様子 >>Joel Shapiro Works from 1975-2024
1970年代にタイで生まれた作家、プラチャヤ・ピントン。ピントンの作品は、タイの稲作農家の希望や移民労働者の姿など、"タイ的"なシンボルを避けつつ、地域の物語や素材を扱う点で独自性を持っている。ラオスでの長期的な対話や、爆撃による廃金属を再利用する現地の創意工夫に着想を得たピントンの制作活動は、冷戦の遺物を癒し、新たな価値を生み出す錬金術的な過程として喩えられる。日本では初開催の個展となる本展では、ピントンが日本の軽工業に興味を抱き制作した作品を紹介する。 時間:12:00〜18:00/休廊日:日月火水祝/料金:無料/問合せ:03-6447-4817 >>プラチャヤ・ピントン「The Heat of the Empty Forward」