「MIDTOWN OPEN THE PARK 」が、今年も東京ミッドタウンで開催される。芝生広場とミッドタウン・ガーデンが期間限定で開放されピクニックを楽しめる「Nonbiri On the Green」や、期間限定ビールフェス「Craft Beer Invitational at TOKYO MIDTOWN」のほか、全国の生産者が集まり、ワインや日本酒のテイスティングやものづくり体験を実施する「CRASHIP PARK」も登場。また、約100匹のアートこいのぼりが新緑の空を彩る「こいのぼりGALLERY」や、ヨガやマインドフルネス体験など、自然の中で心身を整えるウェルネスプログラムも実施される。春の心地よい季節に、多彩なアクティビティを通じて新緑を満喫してみては。 [画像]昨年の様子 >>MIDTOWN OPEN THE PARK 2026
スミソニアン博物館群のひとつである国立アジア美術館から、選りすぐりの浮世絵・新版画・写真約130点を紹介する本展。明治になると、文明開化を伝えるジャーナリスティックな役割を得た浮世絵は、一方で、新しい技術やメディアの台頭により徐々に衰退を迎える。本展では、このような浮世絵の「黄昏(トワイライト)」の時代に、最後の浮世絵師のひとりとして活躍した小林清親に焦点を当て、ロバート・O・ミュラーが蒐集、寄贈したコレクションにより、小林清親から吉田博、川瀬巴水らに至る風景版画の流れを辿る。 [画像]小林 清親 《東京新大橋雨中図》明治9(1876)年 スミソニアン国立アジア美術館 National Museum of Asian Art, Smithsonian Institution, Robert O. Muller Collection >>トワイライト、新版画―小林清親から川瀬巴水まで
リトアニアを代表する芸術家、ミカロユス・コンスタンティナス・チュルリョーニス。絵画と音楽というふたつの領域で類まれな才能を示し、35歳の若さで亡くなるまでのわずか6年ほどの画業で、300点以上もの作品を手がけた。日本では34年ぶりの回顧展となる本展では、国立M. K. チュルリョーニス美術館が所蔵する主要な絵画やグラフィック作品、約80点を紹介。また、間の精神世界や宇宙の神秘を描いた幻想的な作品の数々のうち、謎に包まれた最大の代表作《レックス(王)》が日本で初公開される。 [画像]《レックス(王)》1909年、テンペラ/カンヴァス国立M. K. チュルリョーニス美術館(カウナス)所蔵 M. K. Čiurlionis National Museum of Art, Kaunas, Lithuania. >>チュルリョーニス展 内なる星図
精巧に手縫いされた布のオブジェを起点に、自身の身体性を中心的なモチーフに据え、写真、映像、アートプロジェクトなど多領域わたる作品制作を続ける片山真理。自伝的でありながら普遍的な共感を呼び起こす片山の作品は、社会が個人に課す「役割」や「かたち」が、私とあなたの境界線、そして“正しさ”をどのように形づくるのかを問いかけている。本展では、「tree of life」と題されたV&A博物館の新収蔵作品を含む片山の新作群を、日本で初めて発表する。 [画像]会場の様子 >>片山真理 tree of life
東日本大震災を契機に活動を開始した、ホンマエリとナブチによるユニットであるキュンチョメ。人間中心主義を超えた「新しい愛のかたち」を探求し、想像力とユーモアに満ちた作品を発表し続けている。本展では、東京では初公開となる、人間の形をしたビニール袋のかけらがよるべなく海を漂う映像作品《Ghost in the Sea》を始め、「地球に対する悠久のまなざし」「愛と平和への希求」が共通している二人の作品をそれぞれ紹介する。 >>キュンチョメ個展「あいまいな地球に花束を」
フランスを拠点に活動する現代アーティスト、マティルド・ドゥニーズの日本初個展がペロタン東京で開催される。ドゥニーズのこれまでの作品では、廃棄された日常的オブジェクトや、自身が過去に制作した絵画を素材として引き受け、それらを切断、解体、配列、縫い合わせ、文字通り「再生」する試みが行われてきた。本展では、ドゥニーズがこれまでの実践を通じて探究してきた、一見断片的で、互いに異質にも見える諸形式のあいだに潜在する連続性を見出し、それらを編み直し実践するという一貫した制作倫理をさらに発展させた作品を発表する。 >>マティルド・ドゥニーズ個展「Time and Light」
ステファン・ブルッゲマン「Extreme Words (Works on Paper) 」
2026/4/18(Sat) - 5/23(Sat)
場所:KOTARO NUKAGA(六本木6-6-9 ピラミデ2F)
ネオン、ヴィニールレタリング、金箔、スプレーペイントなど多様な素材を横断しながら、言語とイメージの関係を問い続ける作品を制作しているステファン・ブルッゲマン。ポスト構造主義、脱構築、ニヒリズムの思想を背景に、ブルッゲマン自身が「コンセプチュアル・ポップ」と呼ぶ、理論的な問いとポップの視覚的誘惑を衝突させる手法によって、現代社会におけるテキストの氾濫と意味の空洞化を鋭く浮かび上がらせてきた。本展では、白や様々な色のA4サイズの紙の上にグラファイト、オイルスティック、油性マーカー、メタリックマーカーを用いて制作された、近作ドローイングシリーズを日本で初めて総合的に紹介する。 >>ステファン・ブルッゲマン「Extreme Words (Works on Paper) 」