大人も子どもも楽しく遊べる企画が登場するイベント「May at the Green -麻布台ヒルズのゴールデンウィーク-」。5月3日〜6日には、中央広場に「あそび」心あふれる“playground(プレイグラウンド)”が登場し、子どもから大人まで楽しめる様々なコンテンツが展開される。また、アウトドアシネマやパフォーマンス、麻布台ヒルズの緑を巡る「緑のツアー」などのプログラムのほか、ミニゲームコーナーや絵本の世界観を体感できる広場、巨大ブロック遊び、親子で体を動かすウェルネスプログラムなど、家族で楽しめるイベントも提供。館内の対象店舗では、4月26日から5月6日までの期間限定でゴールデンウィーク特別企画を実施。キッズメニューや昼飲みメニューをはじめとした飲食プラン、リラクゼーションサービスや休日を楽しむためのリラックスアイテムが展開される。 【MAY AT THE GREEN - playground -】日程:5月3日〜6日/料金:入場無料/問合せ:03-6894-3200 [画像]昨年の様子 >>MAY AT THE GREEN 2025 -麻布台ヒルズのゴールデンウィーク-
NHK Eテレで放送中の「デザインあneo」のコンセプトを体験型の場に展開する展覧会「デザインあ展neo」。これまで「モノ」をテーマに開催されてきた「あ展」に対し、今回は「あるく」「たべる」「すわる」「もつ」など、私たちの日常の行為(動詞)に着目。身体を使って体感できる作品を通じて、日常の行為をデザインの視点で捉え直す内容となっている。会場では360度のスクリーンで映像と音楽を体全体で浴びる作品をはじめ、「デザインあneo」ならではの工夫が凝らされた新作が多数登場。また、展示室があるビルの地下鉄改札から45階までのアプローチにも仕掛けが施される。 時間:10:00〜19:00(4月23日、第一・第三水曜日は17:00まで、9月17日は19:00まで)※最終入場は30分前まで/料金:一般2,500円、中高生1,200円、小学生1,000円、2歳以上500円/問合せ:03-6433-8200 >>デザインあ展neo
MIDTOWN OPEN THE PARK 2025
2025/4/25(Fri) - 5/11(Sun)
場所:東京ミッドタウン
「MIDTOWN OPEN THE PARK 2025」が東京ミッドタウン開催。「Nonbiri On the Green」では、ミッドタウン・ガーデンでピクニックを楽しめるほか、夜間はエリアの一部がライトアップされ、ピクニックツールの無料レンタルも提供される。「CRASHIP PARK」では、全国の生産者が集まり、ワインや日本酒のテイスティングやものづくり体験を実施。また、「こいのぼりGALLERY」では、約100匹のアートこいのぼりが新緑の空を彩るほか、ヨガやマインドフルネス体験など、自然の中で心身を整えるウェルネスプログラムも登場。さらに、蓮沼執太監修のワークショップでは都市の自然音を収録し、後日オリジナル音源として提供される。春の心地よい季節に、多彩なアクティビティを通じて新緑を満喫してみては。 【Nonbiri On the Green】時間:11:00〜20:00 ※雨天中止【WCB / AQ Invitational AT Midtown Garden】期間:5月4日・5日 12:00〜20:00(L.O. 19:45)※雨天開催、荒天中止/料金:入場無料(クラフトビールの販売はチケット制)【CRASHIP PARK】日時:5月9日 15:00〜20:00、10日・11日 12:00〜19:00 ※雨天・荒天中止/料金:入場無料(コンテンツによりテイスティングカップの購入が必要な場合あり)【こいのぼり GALLERY】期間:4月25日〜5月11日 ※荒天中止/問合せ:03-3475-3100 [画像]昨年の様子 >>MIDTOWN OPEN THE PARK 2024
抽象絵画の先駆者として注目されるスウェーデン出身の画家、ヒルマ・アフ・クリント。ワシリー・カンディンスキーやピート・モンドリアンらと並び、抽象絵画を創案した先駆的な存在として再評価されている。1,000点を超える作品群は長らく限定的に紹介されてきたが、21世紀に入ってその重要性が世界的に認識されるようになった。2018年にグッゲンハイム美術館で開催された回顧展は、同館史上最多となる60万人以上の動員を記録している。本展では、「10の最大物」など初来日となる約140点を展示し、代表作「神殿のための絵画」や制作に影響を与えた同時代の神秘主義思想や女性運動なども紹介する。 時間:10:00〜17:00(金・土曜日は20:00まで)※入館は閉館30分前まで/休館日:月曜日(ただし3月31日、5月5日は開館)、5月7日/料金:一般2,300円、大学生1,200円、高校生700円/問合せ:050-5541-8600 [画像]ヒルマ・アフ・クリント 《10の最大物,グループIV,No. 7,成人期》 1907年 ヒルマ・アフ・クリント財団 By courtesy of The Hilma af Klint Foundation >>ヒルマ・アフ・クリント展
ドイツ人アーティスト、グレゴール・ヒルデブラントの日本初個展「…それでも4月に桜は咲く」がペロタン東京で開催。本展タイトルは、ドイツのシンガーソングライター、コンスタンティン・ヴェッカーの楽曲に由来し、変化や創造、新しい夢への扉を象徴している。音楽が記録される素材そのものを使用し、絵画や彫刻、インスタレーションを制作するヒルデブラント。本展では、カセットテープの磁性層を利用してネガとポジを反転させる独特の技法により、《Es ist Juli》(今は7月)や《Sommernächte fliegen ohne Hast》(夏夜はゆっくりと過ぎていく)など、繊細なヒナギクの花畑を描いた作品を展示するほか、レコードを圧縮成形した柱状作品《Bonjour Monsieur Grzegorzki》やアンリ・マティスへのオマージュ作品《The Red Studio》も紹介する。 時間:11:00〜19:00/休廊日:日月祝/料金:無料/問合せ:03-6721-0687 [画像]会場の様子 >>グレゴール・ヒルデブラント「…それでも4月に桜は咲く」
松山智一の個展「FIRST LAST」が麻布台ヒルズ ギャラリーで開催される。東京での初大規模個展開催までの道のりを反映した本展では、現代社会のパラドックスに向けたメッセージを込めた新シリーズ「First Last」をはじめ、日本初公開の大規模作品15点を含めた約40点が展示される。 時間:[月火水木日]10:00〜18:00[金・土・祝前日]10:00〜19:00(4月18日は18:00まで)※入館は閉館30分前まで/休館日:会期中無休/料金:[オンラインチケット]一般2,200円、高大・専門学生1,700円、4歳〜中学生1,100円[窓口]一般2,400円、高大・専門学生1,900円、4歳〜中学生1,300円/問合せ:azabudaihillsgallery@mori.co.jp >>松山智一展 FIRST LAST
サム・ギリアム「The Flow of Color」
2025/3/7(Fri) - 5/6(Tue)
場所:Pace ギャラリー(麻布台ヒルズガーデンプラザA 1-2F)
サム・ギリアムの個展がPace ギャラリーで開催される。ギリアムは戦後アメリカ絵画の革新者として知られ、キャンバスを吊るす技法で絵画と空間の関係を再定義した。2018年のドレープ作品では、染み込みや折り畳みなどの技法を駆使し、色彩と形状が融合した空間全体を彩る表現が特徴である。 また和紙を用いた水彩画では、紙そのものが色彩と化し、立体的な存在感を持っている。本展では、2018年から2022年に制作された水彩画とドレープ・ペインティングを展示し、晩年の創作活動に焦点を当てる。 時間:11:00〜20:00(19:00〜20:00、日曜の18:00〜20:00はアポイントメント制)/休廊日:月曜日/料金:無料/問合せ:03-6681-9400 >>Sam Gilliam The Flow of Color
ケネス・ノーランド「Paintings 1966-2006」
2025/3/7(Fri) - 5/6(Tue)
場所:Pace ギャラリー(麻布台ヒルズガーデンプラザA 1-2F)
アメリカ人アーティスト、ケネス・ノーランドの個展がPace ギャラリー開催。本展はPaceソウルとPace東京の二部構成として企画され、ソウルでの展覧会に続く展示となっている。サム・ギリアムやモーリス・ルイス、アルマ・トーマスらとともにワシントン・カラー・スクールを創設したメンバーであり、アメリカ戦後の抽象芸術を語る上で欠かせない存在であるノーランド。本展では、ノーランドが1960年代から2000年代初頭にかけて制作した作品の中でも、特に知られるシリーズを含む美術館級の貴重な作品群が一堂に会する。フォルムと色彩に対する革新的な探求を通じて、絵画というメディアの可能性を再定義し続けたノーランドの先鋭的な作品を紹介する。 時間:11:00〜20:00(19:00〜20:00、日曜の18:00〜20:00はアポイントメント制)/休廊日:月曜日/料金:無料/問合せ:03-6681-9400 >>Sam Gilliam The Flow of Color
目に見えないものや歴史、記憶、場所の痕跡をテーマに、小説やコミック、インスタレーションなど多彩な手法で表現を展開してきた小林エリカ。特に核や放射能の歴史、戦時中の女性たちの記憶に焦点を当てた作品群が注目されている。近年では、第二次世界大戦中に東京宝塚劇場で風船爆弾を製造していた少女たちを描いた長編小説『女の子たち風船爆弾をつくる』(文藝春秋、2024年)が高く評価され、第78回毎日出版文化賞を受賞した。本展では、同書の内容に呼応した新作のペインティングや関連資料、テキストを含む総合的なインスタレーションを発表。少女たちと同じ時代を生きた建築物「八重洲ビルヂング」のモザイクタイルやレリーフが展示されるほか、新作「桜」シリーズでは、振袖の裏地絹に桜を描き、少女たちの生涯や時代の象徴として表現している。 時間:11:00〜19:00/休廊日:日月祝/料金:無料/問合せ:03-6447-0500 >>小林エリカ Yの一生 The Life of Y - ひとりの少女
水をたっぷり含ませた綿布に絵具を滲ませる独自の手法を用いて、境界が曖昧に溶け合う風景を描いてきた丸山直文。画布に染み込む絵具の動きは、硬い支持体に絵具を重ねる方法とは異なり、流動的で不安定なプロセスを経て形態が生成される。丸山は水という素材を通じて、「物事はすべて流れている」という思想を表現してきた。本展では、3.6メートルに及ぶ大作を含む、水辺の自然をモティーフにした新作6点以上を展示する。 時間:11:00〜18:00/休廊日:日月祝/料金:無料/問合せ:03-6447-2234 >>丸山直文 NO DATE
葛飾北斎「HOKUSAI IN BLOOM」
2025/4/17(Thu) - 6/8(Sun)
場所:art cruise gallery by baycrew’s(虎ノ門ヒルズ ステーションタワー3F SELECT BY BAYCREW’S内)
美しさや理想を象徴すると同時に、儚さや畏怖をも感じさせる存在として、古くから数多くの芸術家たちの表現や思索の媒介となってきた花々。葛飾北斎もまた、花を題材とした作品を通じて独自の視点を示している。〈art cruise gallery〉では、およそ一年ぶりの北斎展となる本展では、“BLOOM=咲く”をテーマに、北斎による花をモチーフとした『北斎漫画』の作品65点を中心に展示。80作品を展示した『PLAY w/ HOKUSAI』とはまた違った魅力を展観すべく、全て初公開の作品を紹介する。 時間:11:00〜20:00(入場は閉場の30分前まで)/休廊日:会期中無休/料金:無料 >>葛飾北斎「HOKUSAI IN BLOOM」
レオノール・アントゥネス 「strips, trunks, trees and dots」
2025/4/19(Sat) - 5/31(Sat)
場所:タカ・イシイギャラリー 六本木(六本木6-5-24 complex665 3F)
木材や金属、テキスタイルといった素材に伝統的な職人技術を取り入れながら、独自の彫刻表現を展開してきたレオノール・アントゥネス。モダニズム建築やデザインの歴史を掘り下げ、特に歴史の中で見過ごされがちな女性アーティストやデザイナーたちに焦点を当てた作品を発表している。本展では、ノエミ・レーモンドと上野リチ・リックスという、日本と深い関わりを持つ2人の女性デザイナーに着目し、彼女たちのデザインや物語を基にした新作を展示する。 時間:12:00〜19:00/休廊日:日月祝/料金:無料/問合せ:03-6434-7010 >>レオノール・アントゥネス 「strips, trunks, trees and dots」